EVENTイベント開催情報
三陸篝火芸能彩 2022.9.24
- 2022
- 鑑賞
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開催日
2022年9月24日(土)
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開催時間
開 演 16:30(開 場15:30) 途中休憩あり(60分)
終 演 20:30 (予定) -
場所
大船渡市防災観光交流センター おおふなぽーと 多目的広場
※雨天時は、上記施設の1階ピロティで開催いたします。 -
料金
無 料
事前予約イス席完売しました。当日、立ち見席をご用意しております。※雨天時は、立ち見席のご用意はございません。予めご了承ください。
篝火(かがりび)の幻想的な雰囲気の中で、三陸の芸能を味わい尽くす贅沢なひととき
東北地方三陸沿岸地域の数ある郷土芸能から、彩り豊かな7つの団体が篝火の中、演舞を披露する芸能見本市を大船渡市で開催!!
北は岩手県普代村から南は陸前高田市までの郷土芸能が大集結。
三陸を代表する七福神、剣舞、神楽、鹿踊り、虎舞、太神楽が登場します。
また、本芸術祭で長年交流してきたインドネシアのジャワ舞踊の貴重な作品も上映します。
三陸国際芸術祭ならではの彩り「三陸篝火芸能彩」をどうぞご堪能ください。
■三陸、どこの芸能?■※タイムスケジュールを更新しました
- 16:40 岩手県田野畑村|菅窪鹿踊・剣舞
- 17:05 岩手県宮古市|牛伏念仏剣舞
- 17:35 岩手県普代村|鵜鳥神楽
- 19:00 岩手県釜石市|南部藩壽松院年行司支配太神楽
- 19:25 岩手県陸前高田市|喜多七福神舞
- 19:40 岩手県大槌町|大槌町虎舞協議会
- 20:10 岩手県大船渡市|仰山流笹崎鹿踊
※時間は予定です※
■ミニイベント■
- チンドン寺町一座出演
- おおふなとんも来場!
銀河連邦サンリクオオフナト共和国のPRキャラクター、おおふなトンが皆さまをお出迎え!! - インドネシアダンス映像上映会
休憩時、会場でインドネシアジャワ島のダンス作品を上映いたします。 - 美味しい特典、合言葉は「三陸篝火(かがりび)芸能彩、観に来たよ」
BRT大船渡駅周辺、次の協力店舗で「篝火(かがりび)見たよ!」と当日配布のパンフレットを提示すると素敵な特典があります。(9月24日当日限定)
※詳しくは、当日配布パンフレットでご確認ください。
大船渡のチンドンといえば、チンドン寺町一座!
三陸篝火芸能彩の開演前、16時からキャッセン大船渡を出発。
おおふなぽーとに向かって練り歩き、芸能祭を更に華やかに彩ってくださいます。
-店 名-
■三陸篝火芸能彩チケット情報■
※事前予約席は完売しました。当日は、立ち見席をご用意しております。
無 料
2022年7月30日(土)より開始
■チケット取扱■
※チケットは完売いたしました。
インターネットからの申込み受付期間:
2022年7月30日(土)12:00開始〜9月17日(土)23:59まで
※お一人様1回の応募につき1枚までとさせていただきます。大船渡市内施設への申込み
配布期間:2022年7月30日(土)〜9月17日(土)
※お1人様3枚までとさせていただきます。
※配布時間は配布場所の開館時間内となります。
■What’s 三陸の芸能■
三陸沿岸は、彩り鮮やかな芸能の宝庫です。
はるか昔から、三陸沿岸に脈々と続いてきた芸能の数々は、豊作祈願の農民の予祝や、時には、津波、飢餓、疫病で犠牲になった沢山の魂の弔いとして、人々の生活に、魂に、深く根付き、今も大切に受け継がれています。
三陸沿岸の郷土芸能は、独自に変容を遂げ、唯一無二の芸術として、日本が世界に誇る文化の一つ、と言っても過言ではありません。
東日本大震災では、地震と共に大きな津波が三陸の街並みを飲み込んでいきました。そんな悲しみの中、心の支えの一つに芸能がありました。
にぎわいふたたび
大船渡駅周辺は、2017年春、土地区画整理事業が完了し、海側を商業地、山側を居住地と姿を変え、新しい街になりました。
以前は「かがり火まつり」等が行われ、沢山の人々が行き交い、とても賑やかな様子が見られましたが、震災以降、途絶えてしまいました。
今回、三陸篝火芸能彩では、その当時使用されていたかがりび台を使用し、新しい街でかつての賑わいを再現いたします。
この機会に、是非三陸に足をお運びいただき、世界有数の芸能、自然、食、文化をまるごとご堪能ください。
■会場のご案内■
■アクセス■
約2時間30分(三陸自動車道「大船渡碁石海岸IC」下車約9分)
約2時間(釜石自動車道「宮守IC」下車 国道107号経由約53分)
三陸自動車道「大船渡IC」下車約11分
電車・BRT(バス)等でお越しの方
《JR一ノ関駅経由の場合》
JR新幹線 仙台→一ノ関(約30分)
JR東北本線 盛岡→一ノ関(約1時間30分)
JR新幹線 盛岡→一ノ関(約40分)
①バス 一ノ関駅前→大船渡駅前(約2時間15分)
②JR大船渡線 一ノ関→気仙沼(約1時間30分)→JR大船渡線 BRT快速→JR大船渡駅(約1時間10分)
《JR釜石駅経由の場合》
盛岡方面から:JR東北本線 盛岡駅→釜石駅(約2時間30分)→ 三陸鉄道釜石駅→盛駅(約45分) →BRT(バス)盛駅→大船駅着(約5分)
※公共交通機関をご利用の場合は、本数が少ないため、事前にご確認の上ご来場ください。
※三陸篝火芸能彩をお楽しみいただくモデルツアーコースをご紹介しています。こちらもぜひご覧ください彩り豊かな芸能と出会う旅
■注意事項■
<雨天時に関して>
- 雨天時は、おおふなぽーとの1階ピロティで開催します。ただし、立ち見席のご用意はございません。予めご了承ください。
- 雨天時または強風注意報が発令された場合は篝火の使用は中止となります。
- 雨天時は、事前予約のお客様のみご観覧いただけます。
- 荒天時は中止いたします。
- 悪天時の開催に関しては、開催当日、三陸国際芸術祭公式SNSでお知らせいたします。
<新型コロナ感染症対策について>
予めご了承ください。
・接触確認アプリ「COCOA」 https://corona.go.jp/app-qr/
・岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート「もしサポ岩手」 (アプリ:LINE)
もしサポ岩手
三陸篝火芸能彩 リーフレット
地域
出演団体:プロフィール
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鵜鳥神楽保存会
鵜鳥神楽は山伏神楽の典型的な神楽で、普代村鳥居に鎮座する鵜鳥神社の神霊を移した獅子頭を権現様として、毎年1月から3月にかけて大漁成就・五穀豊穣や家内安全などの祈祷を行なうため巡業しています。この巡業は岩手県久慈市まで北上する「北廻り」と同県釜石市まで南下する「南廻り」を各年で行ないます。神楽を受け入れる地域の人々からは「鵜鳥様」と称されています。このような巡業形態は、全国的にも類例がなく、貴重な習俗が継続されていることから、平成27年に国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。
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菅窪鹿踊・剣舞
菅窪鹿踊(すげのくぼししおどり)は、囃子に合わせて身体を被う幕を内側から動かして踊る幕踊系に属し、一人立、八頭で構成します。 近世に大芦から菅窪に移り住んだ大工の常五郎が伝えたといわれており、大芦に享和年間(1801年〜1803年)に建立した大念仏供養の石碑、菅窪に太夫常五郎が建立した嘉永5年(1852年)銘の大念仏供養碑が残っています。 同一の踊組が鹿踊りから早がわりして剣舞を踊る珍しい芸態をもっています。 鹿踊りは、鹿頭が野生鹿を象っていることが特徴的で、菅江真澄の「奥南部の鹿踊面写生図」に類似するなど芸能史的に注目されます。剣舞の代表芸とする大念仏は、大念仏の功徳に及び口上があり、二人一組の踊子7組が採物を異にして供養念仏を唱えて踊るもので、民間の祖霊信仰を基とした芸能です。また、花笠や銭太鼓を採物とする他の曲目も独特で、地方的特色を示しています。毎年盆の14日に菅窪の共同墓地で、また5月の雷電神社の祭礼などで踊られています。
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牛伏念仏剣舞
建久元年(1190年)鎮西八郎為朝の三男為頼は、鎌倉幕府将軍源頼朝より閉伊・気仙の所領を安堵され、老木村根城に館を築いて閉伊頼基と名のりました。頼基は父の菩提を弔うために華厳院を建立し、祖先や源氏一族・敵方平家などの戦没将士の霊を慰めるために、将士27人に踊らせ供養したのが牛伏剣舞の始まりといわれています。
毎年お盆には地区の各家をまわって死者や祖先の霊をなぐさめ、16日には花原市の華厳院で剣舞と七ツ踊りを供養として奉納しています。 -
大槌虎舞協議会
1990年、大槌町郷土芸能保存団体連合会が発足したと同時に、虎舞部門の部会としてスタートしました。町内の「虎舞」を伝承する四団体(安渡、向川原、陸中弁天、大槌城山)から構成され、団体間の親睦を深めつつも互いの技術の向上、社会貢献等その活動は多岐に渡ります。2011年3月の東日本大震災では全団体が被災しました。大切な仲間、演舞に使う道具や装束を失いましたが、復活・継承をめざして再び結束し、以降は虎舞を通じて支援に対する感謝の想いを全国に発信し続けています。演目には、矢車(やぐるま)、跳虎(はねとら)、笹喰み(ささばみ)、甚句踊り、手踊りなどがあります。
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南部藩壽松院年行司支配太神楽
県指定無形民俗文化財
元禄12年郷社釜石守護神、尾崎大明神遙拝所建立の際、南部藩御給人佐野家により御神体安置六角大神輿寄進と共に南部藩御免札支配役盛岡七軒丁より指導を得、南部藩二十万石、十地方年行司を司る盛岡竹川稲荷別当玉鷲山城恩寺壽松院より年行司に任ぜられ帯刀を賜り現在に至ります。 -
仰山流笹崎鹿踊保存会
1768年本吉郡清水川村(現在の宮城県本吉郡南三陸町)から相伝状を携えて帰郷した理惣太が後に大船渡村笹崎「大草嶺家」の養子となり当地区に踊りを伝えました。 その踊りは伊達公から「仰山だなっし」と賞賛され、領主の御紋章「赤九曜」、「仰山」の文字、「鶏毛」の前垂れの三品を授けられました。これこそが、先祖が残した貴重な文化遺産であり「仰山流」を名乗る所以です。 鹿頭はやや小型でささらは五本割で九尺の長さ、仲立の衣装は「仰山」の文字が染め抜かれ、太鼓は小さめで踊りのテンポが速く敏捷活発です。他に無い独特の「ぶっこみ」(打ち込み)があり、役踊り、礼踊り、先祖供養の回向等があります。
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喜多七福神舞
喜多七福神舞は、民間信仰の神として、七人の福徳の神、大黒天・恵比寿・福禄寿・毘沙門天・寿老人・弁財天・布袋様に仮装し、祭礼には、五穀豊穣・大漁祈願をします。併せて家内繁盛・厄払いとして結婚披露宴、進水式・新宅祝い等めでたい席に福徳を祈る年中行事として行われています。その由来は大正初期から喜多の有志により伝承され、四年祭の御伊勢様(大神宮様)の祭典をはじめ黒崎神社例大祭に奉納されてきました。また近年は、祭りのみならず地域の郷土芸能として小中学生による地域活動も行われています。
お問い合わせ
■三陸篝火芸能彩 事務局
みんなのしるし合同会社 担当 青木
〒022-0003 岩手県大船渡市盛町字木町 6-4
TEL|0192-47-5123 FAX|0192-47-5125
E-mail|minna@mi-kuni.com
令和4年度日本博主催・共催型プロジェクト 三陸国際芸術祭2022 彩
主催|三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
協力|特定非営利活動法人震災リゲイン、合同会社imajimu、東北文化財映像研究所、みんなのしるし合同会社、大船渡市防災観光交流センターおおふなぽーと