AREA地域
ジオの迫力たっぷりの大地。
田野畑村は、人口3000人余りながらも、ゆたかなコミュニティが自慢です。ワカメ、アワビ、ホヤ、ウニなど海の幸はもちろん、肥沃な大地で育つ野菜も色とりどり。土地に暮らしてこそ味わえる食資源にあふれています。
三陸復興国立公園内に位置し、高さ200mもの断崖が屏風のように連なる「鵜の巣断崖」は、小説家・吉村昭氏が太宰治賞を受賞した作品『星への旅』の舞台としても知られる名勝。南方の宮古市から田野畑村にかけて見られる1億1千万年前の地層は圧巻の迫力、まさにジオパークそのものです。
海岸沿いの地名には、ハイペやコイコロベなど聴きなれない響きの名称が点在していますが、これはアイヌ先住民によって名付けられたとのこと。村には悲劇のヒーロー義経北方伝説にまつわる神社もあり、ミステリアスかつロマンに満ちた話題あふれる土地なのです。
個性ある神楽と鹿踊りを継承。
村に継承されるのは神楽と鹿踊。山伏神楽に由来する「大宮神楽」は、羅賀地区の大宮神社にて奉納舞を行ってきました。村内巡業も継承し、人々の健康や厄払い、新築時の柱固めなど、日々の生業に欠かせない心のよりどころとして伝承されています。
もう一つ、鎌倉時代初期に畠山一族が伝えたと言われる「菅窪(すげのくぼ)鹿踊」は、本物の鹿に見立てた鹿頭をかぶる珍しい鹿踊りで、全国に2ヶ所だけしかない貴重な踊り。鹿踊と剣舞がすばやく交互に入れ替わりながら舞う点が特徴です。この「菅窪鹿踊」から分かれたと伝わる「甲地鹿踊」も、スピード感あふれるダイナミックな踊りが魅力的で見応えたっぷり。菅窪と甲地共に舞い手が太鼓を持たない幕張系で、紅白の垂れ幕が大地にたなびく様が美しい踊りです。
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