AREA地域

陸前高田市

岩手県 大船渡地区

奥州藤原氏を支えた金山跡が残る。

海、山、川に恵まれた陸前高田市は四季を通じて気候が比較的温暖で、「岩手の湘南」と呼ばれているほどです。歴史は古く、中沢浜貝塚をはじめ市内の貝塚が物語るように、縄文時代にはすでに優れた文化を有する生活圏が形成されていました。都市としての成り立ちは平安時代初期と伝わり、その経済を支えていたのが金、塩、海産物。中でも金は、奥州藤原氏の黄金文化に大きな役割を果たしたと考えられており、金山跡も残っています。
東日本大震災では大きな被害を受け、日本百景の一つに選ばれた景勝地「高田松原」や海水浴場も流されてしまいました。しかし2021年4月、11年ぶりに高田松原海水浴場が復活。また、唯一残った「奇跡の一本松」をシンボルにまちの復興は現在も進行中で、UIターンの若者による新しいまちづくりへの気運の高まりも感じられます。

まちを熱くする、けんか&うごく七夕。

陸前高田市は、1955年に3町5村が合併して現在のまちに形成されました。それぞれの旧町村には文化風習が反映された七福神舞や神楽、鹿踊り、虎舞、剣舞などの芸能が伝わり、現在も継承されています。
地域を越えて市民が毎年心待ちにしているのが、8月7日に開催される「気仙町けんか七夕まつり」と「高田町うごく七夕まつり」です。約900年の歴史を持つとされている前者は、勇壮な太鼓が打ち鳴らされる中、豪華な飾りと杉の丸太をくくりつけた山車同士が激しくぶつかり合うエキサイティングな祭りで、「東北の奇祭」との異名も。それに対し後者は、きらびやかに飾り付けられた山車がお囃子に合わせてまちを練り歩く祭りで、特に夜は町中が幻想的な雰囲気に包まれます。

プログラム

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文化施設

  • 陸前高田市民文化会館(奇跡の一本松ホール)

    震災前の市民会館と中央公民館の機能を併せ持つ複合施設として、市民文化会館 「奇跡の一本松ホール」が、令和2年4月11日に開館しました。 ホールは、舞台が1階に、客席が1階と2階にあります。1階には、正面玄関と北玄関、ホワイエ、大楽屋、小楽屋1・2、ルーム1・2・3、和室1・2・3、実習室1・2、大練習室、小練習室1・2、中庭があり、2階にはホワイエ、デッキがあります。

    住所|岩手県陸前高田市高田町字館の沖77
    TEL|0192-22-9666
    https://takata-cityhall.jp/

観光情報URLなど

高田旅ナビ
https://takanavi.org/

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