EVENTイベント開催情報

【オフィシャルツアー/申込終了】三陸国際芸術祭&三陸・大船渡まるごと満喫ツアー 2023.10.07-10

  • 2023
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  • 鑑賞

※募集は締め切りました。

世界でも類を見ない「郷土芸能の宝庫」と言われる東北・三陸沿岸地域。郷土芸能と祭の数は数百にものぼり、修験道者等が伝承した神楽をはじめ、虎舞・剣舞(けんばい)・鹿踊(ししおどり)・七福神など実に多彩な種類の芸能が今も伝承されています。 

<ツアー概要>
東日本大震災を機に三陸沿岸地域を訪れたアーティストと郷土芸能の出会いから2014年に始まった三陸国際芸術祭は、その素晴らしい三陸の郷土芸能を世界に発信すべく毎年開催しています。今年は、三陸沿岸地域から実に14もの郷土芸能とインドネシアのダンスグループが参加する、ここでしか味わえない特別な鑑賞を堪能できます。また、会場となる三陸・大船渡は、郷土芸能はもちろんのこと「海の幸の宝庫」でもあり、リアス式海岸で暖流と寒流が交差する好漁場となっており、特にサンマが有名ですが帆立や牡蠣の養殖も盛んな地域です。 
今回のスペシャルツアーでは三陸の郷土芸能と共に、海の幸をはじめ、夜空を彩る打ち上げ花火鑑賞や海にまつわる様々なアクティビティをご用意。普段は体験できないディープなローカルツアーを心ゆくまで体験していただきます。 
リアスの地がもたらした歴史と文化、食を五感でフルに満喫することができる、地元大船渡が自信を持っておすすめするオンリーワンのツアーです。 

ツアー名三陸国際芸術祭&三陸・大船渡まるごと満喫ツアー
日程3泊4日
2023年10月7日(土)~2023年10月10日(月・祝)
場所大船渡市(仙台駅発着)
料金おひとり様 170,000円(税込)
※料金に含まれるもの|宿泊費(一人一部屋/朝食付3泊)・昼食(4日目)・夕食(3日目)・仙台駅⇄大船渡市内往復バス(貸切)、各会場間、アクティビティ実施場所⇄宿舎間送迎(タクシー)・各種アクティビティ体験料・保険料・添乗費・旅行業務取扱料金
受付締切2023年9月29日(金)
集合/解散場所仙台駅東口 観光・送迎バスのりば
集合/解散時間集合:10月7日(土)11:30 (東京発9:36=仙台着11:06に接続) 解散:10月15:05
最少受付人員2名
最少催行人員10名
募集人数20名
取消料 お客様の都合により旅行を取り消す場合、宿泊規定取消料を申し受けます。
お食事食事:下記○印以外は自由食となります。◉キャッセン又は市内加盟店で使えるアプリポイント又はクーポン券を利用 
1日目:昼食× 夕食◉ 
2日目:朝食○ 昼食◉ 夕食× 
3日目:朝食○ 昼食◉ 夕食○ 
4日目:朝食○ 昼食○ 
宿泊施設についてご宿泊は三陸町の民宿タイプの旅館となります。
(一人一部屋・希望の場合は二人部屋も可能)
施設:布団(畳またはベッド)食堂にて一緒に食事をいただきます。 風呂・トイレ(洋式)・洗面所は共同となります
備品:タオル(バス・フェイス)・シャンプー/リンス/ボディソープ、・ドライヤー・冷蔵庫 ・浴衣 ・歯磨きセット
持参いただくもの:その他のアメニティグッズ(シェーバー、洗顔料など)
ツアー問合せ先岩手開発産業株式会社 三陸ツアーズ
担当:中村、荻原
TEL:0192-27-1114 FAX:0192-27-2231 

ツアー行程

1日目 2023.10.07(土)

時 間スケジュール備 考
09:36東京駅発ー仙台駅着(11:06)東北新幹線
※ツアー料金には含まれておりません。
11:30仙台駅東口(観光バス乗降所)集合 貸切バス
14:30キャッセン大船渡エリア・気仙丸前着
15:30鑑賞・踊り体験|三陸国際芸術祭公演
三陸芸能大発見サミット(1日目)
開場14:45  開演15:30  終演20:30 (途中休憩あり45分)
徒歩
※到着後の飲食は市内加盟店で使える飲食チケット又はアプリポイント利用) 
21:30各宿舎到着/三陸町貸切タクシー

【集合場所】仙台駅東口観光バス乗り場 

Wi-fi付きの車両をご用意。観光データを収集しながら、快適なドライブをお楽しみいただけます。 

<運行:碁石観光株式会社> 

【三陸国際芸術祭2023 公演鑑賞】 <三陸芸能大発見サミット(1日目)> 

三陸沿岸地域の郷土芸能14団体が大船渡に集結!さらに今年はインドネシアから「Miroto Dance Company」が来日。コロナ禍以降待望の海外からの招聘で本来の「国際芸術祭」が復活します。7日(土)は篝火の中での幻想的な芸能鑑賞をお楽しみください。

出演:三陸7団体 インドネシア1団体 

2日目 2023.10.08(日)

時 間スケジュール備 考
朝食(宿舎)
08:30宿舎ー三陸駅着貸切タクシー
08:58三陸駅ー盛駅着 (09:21)
盛駅周辺散策 
三陸鉄道
09:50盛駅ー大船渡駅 (09:58)BRT
10:45鑑賞|三陸国際芸術祭公演
三陸芸能大発見サミット(2日目) 
開場10:00  開演10:45  終演15:30 (途中休憩あり45分)
徒歩

※昼食:産業まつり会場またはキャッセン大船渡エリア(市内加盟店で使える飲食チケット又はアプリポイント利用可能※産業まつり会場内では一部未対応)
15:30キャッセン大船渡エリアにてショッピング
16:30キャッセン大船渡発ー陸前高田市内特設会場着専用バス
18:00鑑賞|三陸花火競技大会 2023 – SANRIKU FIREWORKS COMPETITION※花火打上は18:00~19:30の90分間
有料席チケット付
夕食:花火会場フードコーナーにて※各自・専用アプリ対応不可
陸前高田市内特設会場ーキャッセン大船渡ー各宿舎専用バス
21:00キャッセン大船渡ー各宿舎貸切タクシー

【大船渡市産業まつり会場】 

大船渡といえば「さんま」、旬のさんま料理や、地元のソウルフードテントやショップ、キッチンカーが立ち並ぶ市の一大イベントを体験いただけます。地元の生産者、飲食業者なども数多く出店し、地元ならではの交流が楽しめます。 

会場となるキャッセン大船渡エリアは、東日本大震災後に再開発された、市内の新しいまち。複数の商業施設や公共施設、ホテル、スーパー、飲食店などが集まった活気あふれる場所です。「かもめの玉子」で有名なさいとう製菓が運営する「かもめテラス」では現地限定販売のスイーツ、パンなども購入可能です。 

【三陸国際芸術祭2023 公演鑑賞】 <三陸芸能大発見サミット(2日目)> 

8日(日)は三陸の芸能団体の演舞と共に「大船渡市産業まつり」にて海の幸山の幸も。彩り豊かな芸能と食を一度に味わうことができます。

出演:三陸7団体 インドネシア1団体 

【三陸花火競技大会 2023 – SANRIKU FIREWORKS COMPETITION 専用席での鑑賞】 

キャッセン大船渡発の専用バスにて会場までの送迎付きの花火鑑賞プラン。 

今回も東日本太平洋沿岸唯一の花火競技大会として、日本を代表する花火会社や今注目の花火会社が全国から集結し、芸術玉を含む15,000発以上(最大10号(尺))の大迫力の花火で三陸の夜空を照らします。また三陸花火らしい最新の演出で、音楽とシンクロした国内最高峰の花火ショーを披露します。 

陸前高田の空いっぱいに広がる花火をお楽しみください。 

3日目 2023.10.09(月・祝)

時 間スケジュール備 考
朝食(宿舎)
09:40 宿舎発ー
小石浜漁港着
貸切タクシー
10:00体験|恋し浜マリアージュクルーズ・帆立漁
 体験|帆立絵馬奉納(恋し浜にて)徒歩
11:27 恋し浜駅発ー
三陸駅着 (11:34)
三陸鉄道
昼食※三陸町内飲食施設にて市内加盟店で使える飲食チケット又はアプリポイント利用
13:00 体験|越喜来まち歩きツアー (三陸駅集合)貸切タクシー
18:00体験|夕食:
浜焼きバーベキュー(ニューオキライにて)
20:00鑑賞|星空探索貸切タクシー
各宿舎貸切タクシー

【恋し浜マリアージュクルーズ】 

実際にホタテ漁をしている漁師の船で綾里湾をクルーズしながら、ホタテの養殖漁場を見学し、ホタテが採れるまでのストーリーを漁師さんから学びます。またクルーズではリアス海岸がどうやってできたかが分かる場所や、岬、ミサゴの巣、などを見ることもできます。漁場の見学(季節により見学できるところが変わります)後、船上でホタテの刺身と浜焼きを試食していただきます。さらに、養殖棚を活用し海中で貯蔵したフランスワインも試飲予定です。(運行できない場合は地上で同様プログラムとなります) 

【越喜来まちあるきツアー】 

三陸町の玄関口、越喜来(おきらい)は、海に面した小さなまち。太平洋を一望できる夏虫山を始め、東日本大震災で津波の跡地に生き残ったど根性ポプラ、樹齢4千年といわれる巨木、大王杉などなど見どころが多い自然スポットのほか、震災後に来たボランティアの方などとの交流をきっかけに、地域住民による私設津波伝承館「潮目」や、さんりく駅施設を住民が運営する交流施設「ニューオキライ」など「人」の見どころもたくさん。地元の名物ガイドとともに、いちごハウス見学など越喜来の見どころスポットを訪ねてまわります。 

【浜焼きバーベキュー体験】 

大船渡は旬のさんまだけなく「帆立」「牡蠣」「ほや」をはじめとした豊かな魚介類の宝庫としても有名です。漁師のみなさんが獲ってきた新鮮な地元の魚介類を、バーベキューでいただきます。会場は、5月にオープンしたばかりの交流施設「ニューオキライ」。駅舎としても活用されていた場所を、みちのく潮風ハイカーの立ち寄りスポットや、地元住民のいこいの場所として活用すべく整備された施設です。 

4日目 2023.10.10(火)

時 間スケジュール備 考
朝食(宿舎)
08:30 宿舎発ー碁石海岸着(09:00)貸切バス
09:00 体験|さっぱ船乗船
10:00 体験|魚さばき(鮮魚シタボにて)
昼食:自分で作る海鮮丼
貸切バス
11:30 見学|穴通磯貸切バス
15:05仙台駅東口着(解散)
<参考>
15:32仙台駅発ー東京着東北新幹線
※ツアー料金には含まれておりません。

【碁石海岸・さっぱ船クルージング】 

大船渡が誇る三陸ジオパークの絶景「碁石海岸」を洋上から満喫するクルーズです。三陸・大船渡の美しい海を小型漁船「さっぱ船」で約40分クルージング。「さっぱ船」とは、三陸地域で漁師さんがわかめやウニ、アワビ漁などに使う小型の磯船です。小型船のため大型漁船に比べ小回りがきき、岩礁地帯や断崖の真下にも近づくことができます。名勝「穴通し磯」をくぐると幸せになるという言い伝えもあるとか。 

スリル満点の走行と三陸海岸の景勝美を存分にお楽しみください。 

(天候により運行できない場合は別プログラムとなります) 

【お魚屋さんが教える「魚さばき体験」】 

画像提供:大船渡ポータル 

碁石海岸に近い、門の浜漁港付近にお店を構える「鮮魚シタボ」さん。東日本大震災では自宅兼店舗が被災しましたが、仮設生活を経て高台に移転し、現在は新たな店舗で営業しています。魚の目利きであるプロのお父さんが、市場から仕入れてくる新鮮な地元の魚を前に、お料理上手のお母さんがさばき方を教えてくれます。さばいたお魚はその場でオリジナル海鮮丼としてご堪能いただきます。 

[注意事項等] 

※当ツアーは、当日の天候・交通等の状況により、順番や内容が変更となる可能性があります。 あらかじめ以下の内容をご確認いただき、ご参加いただきますようお願いいたします。 

■ツアーの参加条件 

・ツアーには日本語(英語対応可能)ガイドが同行しますが、移動、各自の食事、宿泊、自由時間等には同行致しません。日本語のガイドの指示内容の理解や実行に不安がある方は通訳者の同伴をお願いします。 

・ツアーの訪問場所にはユニバーサル未対応の場所がございます。身体障がい補助犬(盲導犬など)、医療器具(松葉杖、車椅子)のご利用はできない場所も多数ございます。障がいの有無にかかわらず、自力での歩行に不安がある方、単独でガイドの指示内容の理解や実行に不安がある方は補助者の同伴をお願いします。 

・通訳同伴者の場合は、5名の参加者に対して1名、補助同伴者の場合は参加者と同数の参加をお願いします。 

・主催者側では通訳者・同伴者の手配等は行なっておりません。 

・発着場所である仙台駅東口観光バス乗り場までは各自で切符の確保、ご移動をお願いします。集合時間に遅れた場合は、自力で大船渡会場までのご移動をお願いします。 

・食事について、土地柄新鮮な魚介が中心の料理提供となります。アクティビティ内容によっては、肉類への振替、 ベジタリアン、ビーガン対応ができかねる場合がございます。詳しくはお問い合わせください。 

・ツアーの催行にあたり、参加者全員の個人情報(氏名・住所・国内連絡先・生年月日・メールアドレス)が必要と なります。また宿泊予約に必要なためパスポートのコピーをご提出ください。 

・その他主催者の判断により参加が難しいとされた場合は、お断りする場合がございます。 
(酒気帯び、発熱等の体調不良、迷惑行為、指示に従わない等) 

■悪天候の対応について 

・本ツアーの中には自然条件が整わない場合実行できないアクティビティがございます。お客様への安全を第一に考えて、実施に際した一定の基準を設けており、気象条件や自然環境の状況によっては屋内でのアクティビティ、または他のアクティビティへの変更となります。 

・三陸国際芸術祭プログラムについては、雨天の際別会場となり、主催者が無料で送迎を行います。 

・当日、災害情報および雷注意報や気象警報が発表された場合は、天候に関係なく中止の可能性があります。 

■キャンセルと中止について 

・お客様のご都合によるキャンセルの場合、キャンセル料として11日前迄無料、10日前ツアー代金の20% 7日前30% 前日前40% 当日開始時間前50% 当日(連絡なしキャンセル)100%を申し受けます。 

・当日、災害情報および雷注意報や気象警報が発表された場合は天候に関係なく中止の可能性があります。この場合 キャンセルによる返金は発生いたしません。 

・ツアーが中止となる場合は原則前日18:00に判断し、お申し込みのメールまたはお電話にてご連絡します。特に連絡がなければ催行となりますので、忘れ物のないようお気をつけて集合場所へお越しください。 

・お客様の都合による一部のプログラムのキャンセルの場合、事前の申し込みであっても返金はいたしません。 

・お客様やガイドの体調に変調をきたしている場合などには、予告なくプログラムを中止することがあります。 

■料金お支払いについて 

・参加費はお申し込み後にお振込にてお支払いください。現金、クレジットカード,PayPay決済ご希望の方は別途お問い合わせをお願いします(個別に対応いたします)。 

■お申し込み方法:下記HP該当ツアーからアクセスまたはお電話、FAXにてお申し込みください。(英語対応可) 
TEL|0192-27-1114  FAX|0192-27-2231

三陸ツアーズ /SANRIKU TOURS https://sanrikutours.com/

主催:岩手開発産業株式会社/三陸ツアーズ 岩手県大船渡市盛町字町8-19
日本旅行業協会協力会員 全国旅行業協会正会員岩手県知事登録旅行業2-50号 
国内旅行業務取扱管理者 荻原 広樹 ツアー担当:中村 純代(Sumiyo Nakamura) 


https://sanfes.com/event/link2023

地域

出演団体:プロフィール

  • 白銀四頭権現神楽保存会

    八戸市の港町、白銀地区で伝承される白銀四頭権現神楽は、権現様と呼ばれる獅子頭を奉持し、家内安全や厄払い、豊作・豊漁、供養など様々な願いに応じて、儀式的な演目や演劇的な演目を演じる山伏系神楽の一つです。宝暦8年(1758)銘の獅子頭が受け継がれており、八戸市内でも有数の歴史を有し、現在約20の多彩な演目を継承しています。例年元旦から数日間に行う春祈祷では白銀地区の各家を門付けするほか、7月6,7日には白銀地区に鎮座する三嶋神社の例祭で十数演目を奉納するなど、白銀地区を中心に活動しています。平成28年に八戸市無形民俗文化財に指定され、令和元年には東京で開催される全国民俗芸能大会に出場し、令和5年5月に初めて自主公演(発表会)を行いました。

  • 平内鶏舞組

    鳥の頭を擬した烏帽子を被る鶏舞は、悪霊退散の神様とする鶏信仰と、結びついた念仏踊りの一つとして考えられ、安政年間(1854年~1859年)に仙台領地の気仙地方から伝えられたといわれています。
    平内鶏舞の演目は、墓念仏・仏壇念仏・庭踊りの3種類からなり、9種目の庭踊りが型を崩さず残っています。
    青森県無形民俗文化財、文化庁選択無形文化財に指定されています。

  • 瀧澤鶏舞保存会

    瀧澤鶏舞は、洋野町種市瀧澤地区に伝わる郷土芸能で、安政年間(1854-1860)に伝承されたと伝えられております。岩手県のほぼ全域にみられる風流念仏踊りの一種である剣舞と深く関わる一方で、鳥兜などの衣装や墓念仏の詞章にみられるように山伏神楽の影響もあるといわれています。
    踊り手は、ヤナギ(花)を中心に円陣となり、お囃子にあわせ、20種類以上もの舞を踊ります。

  • 野田村大黒舞の会

    福を呼び込む伝統芸能「大黒舞」。新年恒例の小正月行事のほか、2022年は3年ぶりに開催された村最大のイベント「野田まつり」、第5回三陸沿岸・郷土芸能共演会などに出演した。

  • 鵜鳥神楽保存会

    鵜鳥神楽は山伏神楽の典型的な神楽で、普代村鳥居に鎮座する鵜鳥神社の神霊を移した獅子頭を権現様として、毎年1月から3月にかけて大漁成就・五穀豊穣や家内安全などの祈祷を行なうため巡業しています。この巡業は岩手県久慈市まで北上する「北廻り」と同県釜石市まで南下する「南廻り」を各年で行ないます。神楽を受け入れる地域の人々からは「鵜鳥様」と称されています。このような巡業形態は、全国的にも類例がなく、貴重な習俗が継続されていることから、平成27年に国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。

  • 大宮神楽保存会

    大宮神楽は鎌倉時代の延元2年(1337年)、当時大宮神社の別当で、羽黒派山伏の栄福院によって伝えられた山伏神楽です。 田野畑村羅賀に鎮座する大宮神社の御心霊を権現様に移して、悪魔祓い、火伏、無病息災、家内安全、五穀豊穣、大漁成就、商売繁盛など幸せを祈って祈祷の舞をする神楽です。 テンポが速く、三拍子のリズムにのり、躍動感あふれる勇壮かつダイナミックに舞うのが特徴です。

  • 中野七頭舞保存会

    岩泉町小本中野地区に伝わる芸能で、発端は1840年頃にさかのぼるといわれています。当時、神楽太夫と呼ばれた工藤喜太郎が、神楽舞の一部の舞込みを基本に創始したといわれています。演舞する人数は、2人1組の7組で、舞の種類も「道具取り」「横跳ね」「チラシ」「戦い」「ツットウツ」「三足(鳥居掛かり)」「道具納め」の7つに分かれています。当初は神楽で踊られていましたが、時代と共に変化し集落の祭典に奉納しています。五穀豊穰家内安全大漁を祈願して踊る勇壮で活発な舞であり、舞う者達は、原野を開拓するため汗を流しながら精いっぱい労働に励み、協力して大切な作物を育てその年の収穫に感謝し仲間と共に喜びをわかちあうという一連の流れを想いながら、力強くそしてしなやかに踊ります。

  • 花輪鹿子踊り保存会

    根城館に居を構えた閉伊頼基の家臣、花輪次郎が芸を好んで旅をし、越後から習い覚えたのが始まりといわれています。寛永8年(1631年)には、花輪殿様で知られる南部二十九代重信公が、花輪より盛岡に召される時の御供につき、盛岡城の御前で披露して南部家の九曜紋と向鶴の紋の使用を許されたといわれています。
    毎年、4月の華森神社例大祭で奉納し、盆の15日には花輪伝承館で鹿子踊りを披露して祖先を供養しています。

  • 大沢虎舞保存会

    江戸時代に船乗りが江戸または長崎で知った虎舞を、地元に戻った際に伝えたといわれています。

  • 臼澤鹿子踊保存会

    元禄年間に房州の船乗りが伝えた踊りがあったらしいといわれています。天明年間に鹿島神宮へ赴いた大槌の村人が房州踊りに出会い、その技芸を習い覚えたのが現在の鹿子踊りといわれています。大槌まつりの小鎚神社祭礼に奉納し、神輿渡御の先祓いとして参列し、お旅所奉納、個人宅への門打ちを行います。その他、地元臼澤にある小鎚神社分社の祭礼に奉納します。戸数の少ない集落ですが、全戸が保存会に加わり盛り上げています。他集落からの参加者も活動に参加しています。「どろの木」を薄く削った「カンナガラ」をまとい、荒々しく激しい舞が特徴です。

  • 両石虎舞保存会

    両石虎舞は航海安全と大漁祈願として江戸中期から踊り始められたと伝えられています。幾度の津波により地域全域が被害を被り、貴重な資料を多数失いましたが、踊りの型は崩すことなく今日まで受け継がれてきました。
    活動は主に両石まつり(厳島神社例祭)、両石町の行事等で踊っています。
    両石虎舞の踊りの型は、虎頭の振り方、足の運び方、また、踊りながら踊り手が交代するのが両石虎舞の特徴です。囃子は太鼓の音、透き通った笛の音色、そして拍子をとるには欠かせない手鉦金に声掛け(どうめ)、といった踊り手と囃子が一体となりそして威勢よく虎頭を振り、足は相撲での四股を踏むような形で踊るのが両石虎舞の特徴です。

  • 仰山流笹崎鹿踊保存会

    1768年本吉郡清水川村(現在の宮城県本吉郡南三陸町)から相伝状を携えて帰郷した理惣太が後に大船渡村笹崎「大草嶺家」の養子となり当地区に踊りを伝えました。 その踊りは伊達公から「仰山だなっし」と賞賛され、領主の御紋章「赤九曜」、「仰山」の文字、「鶏毛」の前垂れの三品を授けられました。これこそが、先祖が残した貴重な文化遺産であり「仰山流」を名乗る所以です。 鹿頭はやや小型でささらは五本割で九尺の長さ、仲立の衣装は「仰山」の文字が染め抜かれ、太鼓は小さめで踊りのテンポが速く敏捷活発です。他に無い独特の「ぶっこみ」(打ち込み)があり、役踊り、礼踊り、先祖供養の回向等があります。

  • 赤磯太鼓 -ARATA-

    平成3年、広田町泊若衆を中心に和太鼓の普及を目指し発足し、地元、黒崎神社例大祭での奉納演奏を重ねてきました。
     平成27年震災後初の例大祭にて新たな曲目、メンバーでの演奏を機に、各種イベント及び高齢者施設等での慰問などでも演奏を始め、平成29年より心機一転、陸前高田に新しい風を吹き込むという想いを込めて「赤磯太鼓-ARATA-」と名称を改めて活動しています。
     現在は日々稽古に励み、心に響くよう一打一打魂を込めて各地で精力的に演奏中です。

  • 行山流山口派柿内沢鹿踊保存会

    寛永年間(1627年)旧世田米村の肝入に登戸屋敷弥市が古文書に見えている其の頃、登戸屋敷加三の代、寛政の初め(1789年)に矢作村馬越より伝授されたのが始まりだと云われております。
    加蔵は若くして妻を失い、愛児一人と馬一頭が残されました。途方にくれていましたが、馬を売って矢作村に行き、鹿踊りを習い、皆伝を受けて帰宅し、妻の霊前で踊りました。
    行山流山口派に属し、当町では活発で勇壮な動きをする踊りとして、藩政中期より伝承されています。

お問い合わせ

岩手開発産業株式会社/三陸ツアーズ
岩手県大船渡市盛町字町8-19
TEL|0192-27-1114 FAX|0192-27-2231
ツアー担当:中村 純代(Sumiyo Nakamura)

令和5年度日本博2.0事業(委託型)
三陸国際芸術祭2023 移ル

主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク、IBC岩手放送
協力|特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ、合同会社imajimu、東北文化財映像研究所、みんなのしるし合同会社

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