EVENTイベント開催情報

【終了】三陸オオツチ未来芸能祭・オオツチ祭生ミーティング 2024.10.5-6

  • 2024
  • 体験
  • 交流
  • 鑑賞
  • 開催日

    2024年10月5日(土)~6日(日)

  • 開催時間

    10月5日(土)13:30〜17:00
    10月6日(日)13:00~16:00

  • 場所

    10月5日(土)臼澤鹿子踊伝承館 他
    10月6日(日)御社地公園

  • 料金

    無料

三陸オオツチ未来芸能祭・オオツチ祭生(さいせい)ミーティングチラシはこちら

5日■ オオツチ祭生(さいせい)ミーティング ■

一般参加型会議

郷土芸能がつくる・やってくるまち。オオツチ。

東日本大震災当時、大槌町民の避難所として開放された臼澤鹿子踊(うすざわししおどり)保存会伝承館で、臼澤鹿子踊保存会による震災講話、鹿子踊と食文化の体験交流を開催。「郷土芸能」による町の再生と地域の未来創造を、未来芸能祭出演者や地元芸能・学生らと語り学び合う、体験型ミーティングです。もちろん、一般の方も参加できます。(要事前予約・先着15名)
開催日時|2024年10月5日(土) 13:30-17:00(開場13:15)
開催場所|臼澤鹿子踊(うすざわししおどり)保存会伝承館 岩手県上閉伊郡大槌町小鎚20–80 
     ※アクセスについては参加者に別途連絡します。

<参加申し込み>

料  金|無 料 ※事前インターネット予約(先着15名)
受付期間|2024年8月20日(火)14:00~10月3日(木)23:59

6日■ 三陸オオツチ未来芸能祭 ■

郷土芸能鑑賞会
三陸大槌は郷土芸能の宝庫。お祭りの時期になると大槌の町中や吉里吉里(きりきり)の海岸に、
鹿の踊りや獅子、虎舞、七福神に山伏の神楽が訪れ溢れかえります。
大槌の川をさかのぼる鮭のように。
隣の机のあの子も、職場の同僚も、みんな芸能人。
朝から晩まで、芸能の一団が太鼓や笛、鉦(かね)の音を引き連れ、
豊作豊漁商売繁盛と繁栄を願い踊り舞います。
あの東日本大震災の時にも、郷土芸能人たちは力をあわせて、
大槌を復興させ、未来を切り拓きました。
今年の三陸未来芸能祭は岩手県大槌町。
東北・三陸地域の未来を拓く芸能者たちがやってきます。
また、芸能のこれからの継承のかたちとして、
他団体や他芸能から人や技を持ち出し合う「連合」の方法が見られます。
今回はこの「連合」する芸能を町内外からお呼びします。
郷土芸能がつくる・やってくるまち、オオツチで、
次世代芸能者による新たな芸能の息吹をご体感ください。
開催日時|2024年10月6日(日) 13:00~16:00 (開場12:30)
開催場所|御社地(おしゃち)公園 
     岩手県上閉伊郡大槌町末広町1-3 ※雨天の場合は、大槌町文化交流センター おしゃっちにて実施します。開催に関しては、当日、三陸国際芸術祭公式SNS等でお知らせいたします。
料  金|無 料

■出 演(順不同))■

「大槌鹿子踊」(おおつちししおどり)大槌鹿子踊 *5団体連合(吉里吉里・上亰・臼澤・徳並・金澤)

岩手県大槌町

「大槌虎舞」(おおつちとらまい)大槌町虎舞協議会 *4団体連合(安渡、向川原、陸中弁天、大槌城山)

岩手県大槌町

「甲地鹿踊」(かっちししおどり)甲地鹿踊保存会

岩手県田野畑村

「中野七頭舞」(なかのななづまい)岩手県立岩泉高等学校郷土芸能同好会

岩手県岩泉町

「前田鹿踊り」(まえだししおどり)前田郷土芸能保存部+前田こども鹿踊り

岩手県大船渡市

「神楽」ふるさと芸能集団いろは *いろいろな芸能の連合体

岩手県内

アクセス

▼大槌までのアクセス

  • 鉄道
  • 高速バス
  • 自動車

▼東京方面及び青森方面から


地域

出演団体:プロフィール

  • 大槌鹿子踊(吉里吉里、上亰、臼澤、徳並、金澤)

    岩手県に広く伝承されている「しし踊り」は「幕踊り系」と「太鼓踊り系」に大別されます。
    大槌町には5団体の鹿子踊りが活動しており、それらは「幕踊り系」に属しています。ドロノキをカンナで薄く長くひいた「カンナガラ」を身に着けているのが共通の特徴です。それぞれに異なる伝承由来や踊り技法が口伝されていますが、発祥起源は同一と考えられます。
    平成24年10月、臼澤鹿子踊が始めたドロノキ植林の本格化を機に、5団体連合の「大槌鹿子踊」を結成しました。ドロノキが育ち成木となる、50年後以降の未来を共通の目標とし、個々の特徴を生かしつつ約400年の歴史ある大槌の「鹿子踊」を、誇れる郷土の文化として継承し発展していくことをめざしています。

  • ふるさと芸能集団いろは

    普段は、各々別な団体に所属しながら活動しています。多彩な芸を持ち合わせた芸能集団で、定期的に集まり芸を披露したり、飲みュニケーションでお互いが切磋琢磨し合い、芸能を50年そして100年先へ後世に伝えるべく活動をしています。
    「芸能は楽しく磨いて行くもの」を理念とし、年齢・性別・流派・ジャンルetc…垣根を越えて理解し合いながら芸能に携わるメンバーが集まっています。芸能離れが深刻化する中で、裾野を広げることで、少しでも多くの方々に神楽はじめ様々な芸能の魅力を伝えて行きたいと考えています。
    定期的に「神楽馬鹿交流会」を実施し、芸能好きの人達が集まり、夜通し芸能談議に花を咲かせ舞い~唄い~奏で~…そんな活動をしています。
    随時メンバー募集中ですので気軽にどうぞご参加下さい。ダイバーシティの時代の中で、「保守」と「発展」を考えながら活動的に進んでまいります。

  • 綱澤綾子

    オーストラリアで日本とオーストラリアの太鼓を繋ぐお手伝いや現地の学校を訪問して太鼓や日本文化を紹介したり、ローカルの方にこども、おとな、シニアに太鼓を教えたりしています。
    1997年から日本国内で太鼓を学び、2007年オーストラリアへ移住、日本より複数の太鼓グループやプロ太鼓奏者を招聘して太鼓ワークショップやコンサートをメルボルン内外で企画・実行しています。
    2019年からTaikokoroの代表、2022年にはオーストラリア・ニュージーランド太鼓カンファレンス実行委員長を務めました。
    ファシリテーターとして主にシニアへの認知症予防の太鼓エクササイズを行っています。

  • Diana Wu(ダイアナ・ウー)

    カリフォルニア州サンディエゴに本拠を置く、Naruwan Taikoの創設者兼ディレクター。2006 年にカリフォルニア大学バークレー校の雷神太鼓から太鼓を始め、2008年Naruwan Taiko創設。2017年北米太鼓カンファレンス議長を務めました。2019年、宮本卯之助商店北米支社kaDONチームに加わり、2020年には主に北米と日本の女性太鼓アーティストが出演する初の太鼓コンサート作品「HERbeat」の注目アーティストとなった。太鼓アーティストとしてのDianaのスタ
    イルは、顔の表情だけでなく、動き、音、声を通してステージでの大きな存在感を呼び起こすことに重点を置いています。

  • 前田こども鹿踊り

    前田鹿踊りは、今から約330年前、現在の宮城県南三陸町入谷より伝わったといわれている。当時の気仙地方は金山が繁栄しており、金の採掘職人がもたらしたのがこの鹿踊りである。
    踊りの流派は、「仰山流(ぎょうざんりゅう)」であり、代表的な演目は「三人狂い(さんにんぐるい)」です。3頭の雄鹿が1頭の雌鹿をめぐって争い、最後の1頭が勝ち残るというストーリーを表現している。

  • 岩手県立岩泉高等学校郷土芸能同好会

    郷土芸能同好会は、平成2年に発足し、以来全国大会9回、国立劇場3回、パリ公演と数々の実績を重ね現在に至っています。多くのメンバーはクラブに所属しながら、それとは別に中野七頭舞の伝承を志す有志の集まりです。クラブ活動の最盛期には両立が大変ですが、故郷に伝わる魅力ある舞を多くの方々に広め、後輩へ継承することは大切な役割であると感じています。
    中野七頭舞は「天保の七年飢渇」が起きた頃に宮古市に伝わる黒森神楽の「シットギジシ舞」を基本として創作されたと伝えられており、踊り手は七つの役割に分かれ、舞も七種類あることから七頭舞の由来となっています。原野を開墾し、作物を植え、害獣から守り、収穫を分かち合う農民の日々の営みをとおして五穀豊穣を願いながら演じます。

  • 甲地鹿踊

    甲地鹿踊りは幕踊り系の鹿踊りで、田野畑村甲地地区で継承されている勇壮華麗な伝統舞踊で、躍動感あふれる動きが特徴です。多くある演目のうち剣舞は地域の小学生にも伝承されています。
    1981年(昭和56年)田野畑村無形民俗文化財に指定されました。

  • 大槌虎舞協議会

    1990年、大槌町郷土芸能保存団体連合会が発足したと同時に、虎舞部門の部会としてスタートしました。町内の「虎舞」を伝承する四団体(安渡、向川原、陸中弁天、大槌城山)から構成され、団体間の親睦を深めつつも互いの技術の向上、社会貢献等その活動は多岐に渡ります。2011年3月の東日本大震災では全団体が被災しました。大切な仲間、演舞に使う道具や装束を失いましたが、復活・継承をめざして再び結束し、以降は虎舞を通じて支援に対する感謝の想いを全国に発信し続けています。演目には、矢車(やぐるま)、跳虎(はねとら)、笹喰み(ささばみ)、甚句踊り、手踊りなどがあります。

  • 前田鹿踊

    前田鹿踊りの始まりは貞享年中(1684~1687年)、鹿踊りの始祖とされる本吉郡の四郎兵衛の弟子・善九郎から指南を受けたとされます。これによるならば、市内で最も早く鹿踊りを移入したものとなります。仰山流を名乗る仰山流本吉派とされる由来書が残され、鹿踊りの芸態に因む故事と、鹿踊り移入・継承の経緯が記されています。明治の前半は盛んでしたが、その後衰微し明治末から大正にかけては赤崎村佐野地域・猪川村久名畑地域を指南するのみで、やがて絶えました。その後も衰微し現在の前田鹿踊りは、昭和52年に復活し、今日に至ります。

お問い合わせ

公益社団法人全日本郷土芸能協会
〒106-0032
東京都港区六本木4-3-6-206
TEL│03-6804-2660 
Mail│kyoudogeinoh@jfpaa.jp

令和6年度日本博2.0事業(委託型)
三陸国際芸術祭2024 訪レ

主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
協力|認定特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ、合同会社imajimu、東北文化財映像研究所、みんなのしるし合同会社、釜石市民ホールTETTO

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