EVENTイベント開催情報
【三陸のまつり】久慈市郷土芸能祭 兼 北緯40°ナニャトヤラ連邦郷土芸能交流祭 2025.1.19(日)
- 2024
- 鑑賞
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開催日
2025.1.19(日)
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開催時間
開場12:00 開演12:30 終演予定16:00頃
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場所
久慈市文化会館(アンバーホール)大ホール
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料金
無料
第29回久慈市郷土芸能祭兼北緯40°ナニャトヤラ連邦郷土芸能交流祭は八戸、久慈、二戸の三圏域に伝承されている郷土芸能の保存・伝承者の技術向上や伝承活動の活性化を図り、三圏域の伝統芸能に対する理解をと交流を深めるために開催されています。久慈市郷土芸能祭は隔年で実施され、久慈市内で伝承活動を行う芸能団体が一堂に会します。各地域で伝えられてきた郷土芸能を一度に観賞できる機会です。
※北緯40°ナニャトヤラ連邦とは行政区域にこだわらず、複数の自治体が連携し、広域的視野に立った地域振興を目指し設立されたもの(16市町村から構成)。
会場|久慈市文化会館(アンバーホール) 大ホール
東京からのアクセスモデル(公共交通機関を利用される場合は後泊をおすすめします)
1日目 1/19(日)
スケジュール | 備 考 |
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(06:32)東京駅発―二戸駅着(09:09) | 東北新幹線はやぶさ1号 新函館北斗行 |
(09:20)二戸駅前 東口―久慈駅前(10:30) | JRバス東北 二戸-久慈 久慈駅前行 |
久慈駅周辺観光 | |
(12:00)久慈駅周辺―久慈市文化会館(12:15) | タクシー10~15分程度 |
(12:30-16:00頃)久慈市郷土芸能祭 兼 ナニャトヤラ連邦郷土芸能交流祭 鑑賞 | |
久慈市内泊 久慈市内の宿泊施設 |
2日目 1/20(月)
スケジュール | 備 考 |
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(9:00)久慈市内観光 | 帰路久慈駅前までの所要時間をご確認下さい |
(13:35)久慈駅前―二戸駅前(14:45) | JRバス東北 久慈-二戸 久慈駅前行 |
(15:19)二戸駅―東京駅(18:04) | 東北新幹線はやぶさ34号 東京行 |
周辺観光情報
道の駅くじ やませ土風館
物産館や観光交流センターなどが集まった観光拠点。土の館(物産館)では地元の旬の野菜・魚介類、特産品が購入できる。久慈地域の魅力を伝える風の館(観光交流センター)では久慈秋まつりで実際に運行された山車が展示もあり、その大きさと迫力に圧倒される。久慈の食材をふんだんに使ったレストランや懐かしい昭和アイテムを展示したレトロ館なども楽しめる。
近くには、屋台風の飲食店や雑貨店が並ぶ歴通路(レトロ)広場もある。
所在地 | 岩手県久慈市中町2丁目5-6 |
問合せ先 | 土の館(物産館) (株)街の駅・久慈 ・営業時間 9:00~19:00(10月~3月は18:00まで) ・電話 0194-52-2289 ・FAX 0194-61-1879 風の館(観光交流センター) (一社)久慈市観光物産協会 ・営業時間 9:00~19:00(11月~3月は18:00まで) ・電話 0194-66-9200 ・FAX 0194-66-9300 レストラン山海里 ・営業時間 11:00~17:00 ※ラストオーダーは閉店30分前 ・電話 0194-66-9111 ・FAX 0194-61-1879 |
URL | http://dofukan.com/index.html |
久慈琥珀博物館
久慈地方は、国内最大の琥珀産地。
久慈琥珀博物館は国内では唯一の琥珀専門博物館であり、三陸ジオパーク・文化・アートなどさまざまな側面から「見て・触れて・体験して」琥珀を知ることができる。白亜紀後期の地層から琥珀を掘り出す「琥珀採掘体験」、「琥珀アクセサリー作り」など様々な体験メニューがあり、レストランやショップも併設しているのでゆっくり琥珀の世界に浸ることができる。
所在地 | 〒028-0071 岩手県久慈市小久慈町第19地割156−133 |
営業時間 | 9:00~17:00 (最終入館16:30) |
定休日 | 12月~2月毎週火曜日 年末年始 12月31日~1月1日・2月末日 |
問合せ先 | TEL 0194-59-3831 |
URL | https://www.kuji.co.jp/ |
久慈市のその他の観光情報はこちら→https://www.kuji-kankou.com/
地域
出演団体
・本村郷土芸能保存会(おいらせ町)
・坂本七ッ物保存会(二戸市)
・浄法寺町七ッ物保存会(浄法寺町)
・鵜鳥神楽保存会(普代村)
・夏井大梵天神楽保存会(久慈市)
・生平駒踊り保存会(久慈市)
・山根神楽保存会(久慈市)
・戸呂町神楽保存会(久慈市)
・久慈備前太鼓(久慈市)
出演団体:プロフィール
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夏井大梵天神楽保存会
夏井大梵天神楽は、大梵天神を主祭神として文和3年南北朝時代以来、山伏修験者により夏井町大宝院に於いて舞い継がれてきました。昔から正月に霞内の家々を巡行し、悪魔を祓い、家運長久を祈り、鎮魂の舞曲として代々受け継がれてきました。しかし、時代の変遷とともに後継者が少なくなり、その伝承が困難となりましたので、昭和53年に夏井大梵天神楽保存会を組織し、神楽舞の復元と後継者の育成に努めてきており、舞の演目も多く貴重であることから、平成9年に久慈市指定無形民俗文化財、平成11年には岩手県指定無形民俗文化財となりました。
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生平駒踊り保存会
夏井町生平地区に伝わる生平駒踊りは、駒形神社に奉納するため、明治初期に始められたと言われています。
駒踊りは旧南部藩地方に伝承される民俗芸能ですが、この踊りは春の野に放った若駒を秋になって勢子が取り押さえる様子を模したものと言われています。
戦前、盛んに行われた生平駒踊りも、太平洋戦争の際には踊り手である地区の男たちが招集されたため、戦後しばらくの間中断されていましたが、昭和35年、地区の古老たちから駒踊りを復活させようという声が持ち上がり、故生平源悦さんを会長とする生平駒踊り保存会が結成されました。 -
山根神楽保存会
山根神楽は山伏修行陰陽道の影響を受けた神楽で、伝わる古い神楽道具には、寛文四年(1664年)と記された物も現存することから旧南部藩時代、通称野田神楽として伝えられ、その後、山根に定着したものと思われます。
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戸呂町神楽保存会
戸呂町神楽は九戸村江刺家神楽の流れを汲んでいます。昭和10年頃より江刺家神楽の舞い手をした故久保申松氏が、昭和40年前後に故落安彦蔵氏等とともに旧山形村(現久慈市山形町)在住の青年を集めて始めたのが戸呂町神楽です。出稼ぎの影響で男性の舞い手が不足する中、故下舘シノブ、故下舘ツヨ、下舘キクなどの女性も加わり、女神楽として舞いの継承につとめてまいりました。
平成5年から、戸呂町小学校の児童によって、子ども神楽として神楽の伝承活動が行われるようになりました。平成24年戸呂町小学校が閉校したのちも、戸呂町神楽保存会の活動を継続し、今日に至っています。現在では、保存会会員16人で、保存活動を続けています。 -
鵜鳥神楽保存会
鵜鳥神楽は山伏神楽の典型的な神楽で、普代村鳥居に鎮座する鵜鳥神社の神霊を移した獅子頭を権現様として、毎年1月から3月にかけて大漁成就・五穀豊穣や家内安全などの祈祷を行なうため巡業しています。この巡業は岩手県久慈市まで北上する「北廻り」と同県釜石市まで南下する「南廻り」を各年で行ないます。神楽を受け入れる地域の人々からは「鵜鳥様」と称されています。このような巡業形態は、全国的にも類例がなく、貴重な習俗が継続されていることから、平成27年に国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。
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左比代虎舞
八戸市小中野地区に伝わる虎舞で昭和60年に発足しました。それまで山車を作って八戸港まつりに参加していましたが、引子の減少や山車小屋の確保などの問題があり、町内会の青年部、婦人部が主体となって虎舞に転換しました。八戸三社大祭では、法霊山おがみ神社の虎舞として行列に参加するほか、市内外の芸能祭やイベントに出演するなど、八戸市を代表する虎舞として多くの人に親しまれています。
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久慈備前太鼓
久慈備前太鼓は、平成元年に発足しこれまで数多くの事業に参加し、広域的な活動を続けている。
岩手県北と青森県の旧南部藩領域中心に伝わるナニャドヤラを多くの住民と共に伝承に取り組み、この地方の郷土芸能の保存・保護と発展のために活動している。 -
本村郷土芸能保存会(本村鶏舞)
本村郷土芸能保存会は、昭和46年に設立され、現在に至るまで、地域に根差した年中行事はもとより、町内外のイベントにも積極的に参加するなど、おいらせ町を代表する郷土芸能団体です。
先祖供養の舞である本村鶏舞と、国家安泰、子孫繁栄を願う本村獅子舞は、ともにおいらせ町の無形民俗文化財に指定されています。
なかでも本村鶏舞は、保存会の尽力によって、本村地区の下田小学校で教育の一環として取り組む基盤がつくられました。運動会では全校児童が鶏舞を披露するなど、地域に根差し、愛される郷土芸能となっています。
本村鶏舞は、大きく飛び跳ねるように舞う所作が特徴で、鶏を模した烏帽子を被った舞手が足で地面を強く踏みしめることから鎮魂を意味する舞として発展し、郷土芸能として現在まで引き継がれています。本来は、先祖を供養する舞ではありますが、一方で、神社やお祭りごとで舞うと悪病を払い、豊作を呼び、福を招くと言われています。
演目は、お通り、庭入り、一本扇子、二本扇子、さんば、あや踊り、もみ入れ、うなぎなた、さんさ踊り等の13演目あります。 -
浄法寺七ツ物保存会
浄法寺七ツ物は、鎌倉時代初頭に、南部氏の始祖である南部光行が蝦夷(えみし)の襲来を平定した際の戦勝を祝した武者行列が始まりと言われています。
現在では、豊年万作と悪病厄除を願う踊りとして受け継がれ、浄法寺まつり「神明社(しんめいしゃ)例大祭」では、神輿渡御、還御の先祓いを務めております。まつりの期間中に町内の家々を回り門ごとに踊りを披露し、その他にも地域のイベントなどにも積極的に参加し、踊りの継承と保存に務めています。 -
坂本七ツ物保存会
起源は、坂上田村麻呂の命を受けた文屋(ふんやの)綿(わた)麻呂(まろ)が蝦夷(えみし)の長・伊(い)加古(かこ)を平定した戦勝を祝う踊りだと言われています。戦いに勝利した兵士たちの歓喜が、当地に根付いた兵や村人によって受け継がれ、七ッ物として発展したのです。
七ツ物は、子供たちが中心となって踊り、裁付(たっつけ)袴に襦袢、浴衣を身につけ、勇壮かつ華やかに舞います。杵、先棒、槍、長刀、鉞(まさかり)、弓、太刀の七つの道具(武器)を持った踊り手たちが円陣を組み、道具ごとに異なる前踊りと後踊りを披露します。円陣の中心では、杵を持った踊り手が「ア・ヤッサーレー」(万歳が訛(なま)った言葉)と掛け声と共に杵を高々と打ち上げ、曲芸のような技を披露します。
この踊りは、かつて敵の首級を槍に吊るし、勝どきを上げる様を表していたといわれています。しかし、天保年間の大凶作に際し、豊作を祈願するために杵を用いるようになったと伝えられ、現在までその伝統が受け継がれています。
お問い合わせ
三陸芸能祭LINK事業事務局
(いわてアートサポートセンター内)
担当 武田
mail:r-takeda@iwate-arts.jp
令和6年度日本博2.0事業(委託型)
三陸国際芸術祭2024 訪レ
主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク
協力|認定特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ、合同会社imajimu、東北文化財映像研究所、みんなのしるし合同会社、釜石市民ホールTETTO