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北限の海女のまちは、貴重な埋蔵資源の宝庫。

太平洋に面した久慈市は、港町の顔を持つ一方で、総面積の約8割を山林が占めており、海山両方の自然に恵まれています。海岸部には切り立つ崖と岩礁、奇岩が織りなす荒々しい風景が広がり、「北限の海女」による伝統の素潜り漁が受け継がれてきました。山間部には、美しい白樺林が広がる平庭高原があり、古くから日本短角牛の産地として知られ、東北唯一の闘牛大会が毎年開催されています。
また久慈市は、千年以上の歴史を誇る砂鉄の産地。市内には多くの鉄山跡があり、江戸時代には、久慈の鉄は南部藩の重要な特産品とされていました。他にも、日本最大の琥珀の産地であり、近年では琥珀を産する地層から恐竜の化石が発見され、注目を集めています。

伝統芸能を守り育む、地域の子どもたち。

東北地方に広く伝承された山伏神楽。その一つに挙げられるのが、県の無形民俗文化財に指定されている「夏井大梵天神楽」です。昔は正月に家々を巡行し、悪魔を払い、家運長久を祈る舞や祈祷が行われてきましたが、現在は地元の中学生たちに受け継がれ、舞の習得に励んでいます。他にも、大漁を願う小袖漁撈唄、生平駒踊り、念仏剣舞、大芦しゃくし舞、ナニャトヤラなど、地域の風土と歴史に育まれた伝統芸能が数多く残る久慈市。
各地の保存会や小中学校の児童生徒は、久慈市文化会館「アンバーホール」で2年ごとに開催される郷土芸能祭にて、日頃の成果を披露。貴重な伝統文化を後世に伝える活動を行なっています。そして、同ホールは、斬新なエントランスホールが印象的なまちのランドマーク。故黒川紀章氏が設計を手がけたことで知られ、音響の良さは多くのアーティストから高い評価を得ています。

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文化施設

  • 久慈市文化会館「アンバーホール」

    アンバーホールは世界的に著名な建築家、故黒川紀章氏が設計を手掛け、数学の教科書にも掲載される円錐形のエントランスホールが特徴的であり、久慈市のランドマークとして多くの方に親しまれています。公演を行った多くのアーティストから称賛をいただいた、ホールの音響の良さも当館の誇りとするところです。

    住所|岩手県久慈市川崎町17-1
    TEL|0194-52-2700
    https://ahall.city.kuji.iwate.jp/

  • 久慈市歴史民俗資料室

    久慈市歴史民俗資料室は、久慈市の歴史と文化を見て学ぶことができる文化財の保管・展示施設で、廃校となった校舎建物を活用して運営しております。久慈市の製鉄の歴史、郷土の偉人、考古学資料、民具の4つのテーマによる展示室を設けており、予約制により一般の見学に対応しています。

    住所|岩手県久慈市小久慈町37-32-1
    TEL|0194-52-2700
    施設の見学予約など、詳細はアンバーホールまでお問合せ下さい。

観光情報URLなど

久慈市ホームページ
https://www.city.kuji.iwate.jp/kanko/index.html

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