学術交流
2015年9月14日(月)
18:00開場 18:30スタート
リアスホール マルチスペース
大船渡市盛町字下館下18-1
Tel 0192-26-4478
参加団体
-
コミュニタス・アル・ハヤ(芸能団体)
コミュニタス・ティカール・パンダン(支援団体)
大船渡津波伝承館
みんなのしるし合同会社など
進行プログラム
- アル・ハヤ
スマトラの郷土芸能実演 - ティカール・パンダン
活動団体紹介 - 大船渡津波伝承館
紙芝居「吉浜のおゆき」 - みんなのしるし
全国的な文化活動紹介 - SANFES.スタッフ
アチェとの出会い
学校交流
-
2015年9月16日(水)10:30〜11:25
大船渡市立日頃市小学校
2015年9月17日(木)10:40〜11:25
大船渡市立大船渡北小学校
2015年9月17日(木)13:40〜14:30
大船渡市立末崎中学校
(9月18日に予定していた岩手県立大船渡東高等学校は台風のため中止)
アーティスト:コミュニタス・アル・ハヤ、コミュニタス・ティカール・パンダン
児童の感想
大船渡市立日頃市小学校
-
3じかんめのとき、インドネシアのひとたちがきました。
そのとき、すごいパホーマンスをしてくれました。
おもしろかったし、たのしかったです。
たいこをたたくのがすごくじょうずでした。
わたしもたいこをたたいてみたいです。
きいろとみずいろのようふくできれいでした。
またみてみたいです。(1年児童)
-
ぼくは、インドネシアの方々との交流がとても楽しかったです。
最初は、ぼくたちの剣舞がうまくできるだろうかなどと考えていました。
でも、インドネシアの方々の踊りをみていたらそんなことはふきとび、圧倒されてしまいました。
見ていて、リズム感が大切だなと思いました。
もしテンポを間違えれば、ぶつかってしまうからです。
複雑な踊りなので、ぱっと見ると何が起こっているのかわかりませんでした。
すごすぎて、ついとなりの友だちに、
「すごいね。」
と、何回も言いました。
名前は忘れてしまいましたが、あの楽器をたたいてみたかったです。(5年児童)
-
今日の3時間目くらいに、インドネシアの方々との交流がありました。インドネシアの方々は、13人くらいいました。
最初に集まったみんなで「パレードホッホー」を歌いました。
そして、インドネシアの映像を見て、こんなふうに暮らしているんだなあと知りました。
その後、インドネシアの方々のダンスを見ました。とてもテンポが速かったです。
次に、ぼくたちが剣舞を踊りました。上手に踊れてよかったです。
その後に、感想の交流をしました。
ちょっとはずかしかったけど、みんなの前で話すことができてよかったです。
最後に、お別れの言葉をいただいて、みんなで記念撮影をしました。
お見送りの時は、日頃市小学校のみんなで道をつくって、握手をしたりハイタッチをしたりしました。
あっという間の交流だったので、もっと演奏を聞きたかったと思いました。(5年児童)
大船渡市立大船渡北小学校
-
今回の交流事業では、スマトラ島沖地震と大津波によって大きな被害を受けた地域が復興していく様子を実際に映像で見ることにより、子どもたちは自分たちの地域と照らし合わせ様々な感想を持つことができた。
また、コミュータス・アル・ハヤの素晴らしい歌や踊りは、子ども達に大きな感動を与えた。
-
子ども達の感想
「大きな津波の被害にあっても、一生懸命復興していく姿を見て、自分たちも頑張りたいと思った。」
「アルハヤの人たちは、歌も踊りもとても上手で驚いた。」
「僕も、赤澤鎧剣舞を習っているけど、これからもアルハヤの人たちのように伝統を守っていきたい。」
「今回のように、自分たちと応援してくれる方がいることに感謝したい。」
「自分も何か役に立つことをしていきたいと思う。」
-
以上のように今回の体験は、子ども達の大きな財産になったと思います。
この事業を企画・運営していただいた皆様に心から感謝致します。
大船渡市立末崎中学校
-
先日は、スマトラ島の民族芸能を披露していただいてありがとうございました。
私達は、その民族芸能を見て迫力があってすごいと思いました。
また、津波などの振りの一つ一つの意味が強調されていてしっかり心に残るパフォーマンスでした。
その後のスライドショーでは、災害から復興するためにみなさんが頑張っている様子が伝わりとても感動しました。
-
教室に戻ったあと、みんなの「民族衣装が独特でキレイだった。」という声や、「息ピッタリですごかった。」という声が聞こえてきました。
-
私達も復興のために何がしたいと思いました。
三年生は卒業生をするので来年はいませんがぜひ後輩のために来て下さい。
きっとみんな待っています。
先日はすばらしいスマトラ島の民族芸能を見させて頂きありがとうございました。
コミュニタス・アル・ハヤ(インドネシア)
2004年のスマトラ島沖地震と大津波によって、地形が激変するほどの甚大な被害を受けたバンダ・アチェ地域には、ダンスを用いた郷土芸能が豊富にある。
Rapa-i Gelengは、震災以降、市民の心のよりどころとなった芸能の一つである。
被災するまで興味を示さなかった多くの若者達がこの芸能に取り組み、被災地を明るくしている。
コミュニタス・ティカール・パンダン(インドネシア)
2004年のスマトラ沖大震災後に、地震、津波、洪水からの救済について紹介するマンガを製作し配布したり、人々の心の復興を目指したアートイベントを企画している。
他にも識字教育、ドキュメンタリー映像製作・上映、学校への演劇上演などをしている。
さらに地域の郷土芸能の復興を目指し、若い世代による芸能活動を支援している。