7/24レポート(ワークショップ2日目)
曇 ときどき陽が射したりにわか雨がふったり 参加者7名
10:00
オリエンテーション
10:20
音のワークショップ
耳の感度を上げる。内側を聞く、外側を聞く。音の名前を知らないようにしてできるだけ多くの音を意識に上げる。
筆記するときの鉛筆と紙が刷れる音を無視していたことに気がつき驚く。
11:00
外へ出かける。船に乗って養殖いかだ見学、エンジンを止めて漂う、隣の港で下船し、岬の下をトンネルで抜け、小さな浜から海に沿って歩いて戻る。
今日は聞こえている音の中から「昔からあっただろう音、やがてなくなるだろう音」を取り上げてみる。
日曜の午前中だからなのか、漁具の修理をしている。
湿地では鳥の声が多く聞かれた。どうして鳥の声はこんなに耳に入ってくるのだろう。
昼休憩
14:30
午後は聞いた音をマップにまとめる作業と、音を作ってみる作業。
陸にいるときと海にいるときの音の感じ方が違うことについていろいろな意見があった。陸では音が近い、あるいは自分のこととして感じられる、焦点がある。一方海では焦点がなく広がってる、ぴったり包まれているなど。
残したい音ってなんだろうか。人に教えたい音、驚きや発見、自慢。
15:15
各自で音つくり。
・iphoneのシャッター音
・ロープを結ぶ音
・鳥の声
・チャイム
・上空の風
・養殖いかだについた海藻を鎌でそぎ落とす音
感想
・手仕事などの温度のある音が印象的
・ノイズとして切り落としていた音に注目すると音が多彩に存在
・当たり前だと思っていたことが特別になった、でもまたすぐ日常になる
・100年前や先を想像すると、ただの音にもストーリーや感情が生まれた
・海や堤防など不安定ゆえに全身が活性しているときは音や景色と一体感、土の上では対象化
16:00 終了