碁石七福神

碁石七福神(ごいししちふくじん)

岩手県大船渡市末崎町/郷土芸能
碁石芸能保存会

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今から750年前、松島にある青松寺を北条時頼の軍勢が襲った際、隠れ残った僧兵らは船に宝物や食糧を積んで北へ進み、碁石沖に漂着した。
毎夜、沖の船から聞こえる笛や太鼓の囃子に気づいた地元住民たちにより泊里浜に引き上げられた船は、熊野神社として祀られた。

碁石沖では漁船の遭難が多く、死者の供養と五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、大漁祈願のために七福神舞が出来たとされ、熊野神社の祭事で奉納される。

演目では七人の神が囃子に合わせて軽快かつダイナミックな舞いを披露する。