EVENTイベント開催情報
(終了)【三陸のまつり】第26回 釜石市郷土芸能祭 2024.2.4(日)
- 2023
- 体験
- 鑑賞
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開催日
2024.2.3(日)
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開催時間
開場9:30 開演10:00 終演予定14:30
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場所
釜石市民ホール TETTO ホールA
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料金
無料
多様な郷土芸能が集う釜石市郷土芸能祭‼
前回は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
前回出演予定の団体を中心とした市内8団体のほか、世界遺産「御所野遺跡」が所在する一戸町から「一戸の山伏神楽~高屋敷神楽~」が特別出演します。
6年ぶりの郷土芸能の宴を是非ご堪能ください。
釜石市郷土芸能祭は市内に伝わる郷土芸能を皆様にご覧いただき、広く知っていただくとともに、郷土芸能の次代への伝承・継承者育成のため、釜石市と釜石市教育委員会が2年に1度開催しています。
会場|釜石市民ホール TETTO ホールA (釜石市大町一丁目1番9号)
交通アクセス
東京からのアクセスモデル(公共交通機関をご利用の場合、前泊をおすすめします)
1日目 2/3(日)
時 間 | スケジュール | 備 考 |
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7:16 | 東京駅発―新花巻着(9:50) | 東北新幹線 はやぶさ101号 |
9:56 | 新花巻―釜石駅(12:07) | JR釜石線 |
釜石市観光 釜石市泊 |
2日目 2/4(日)
時 間 | スケジュール | 備 考 |
---|---|---|
10:00-14:30 | 釜石市郷土芸能祭 | 会場: 釜石市民ホールTETTO |
会場周辺観光 | ||
15:57 | 釜石駅―新花巻駅(17:53) | JR釜石線 |
新花巻駅発-東京駅着(21:12) | やまびこ68号 |
東京ー釜石 高速バスご利用の方→https://5931bus.com/news_details/id=3557
周辺観光情報
釜石市立鉄の歴史館
釜石は「鉄」のまち。
1727(享保12)年、盛岡藩出身の阿部友之進が釜石の西方(大橋)で磁鉄鉱を発見。同じく盛岡藩の大島高任(おおしまたかとう)は、その豊かな資源に目をつけ、鉄鉱石から鉄をつくる技術を学び、釜石に高炉を建設しました。そして1880年、明治政府が官営の製鉄所を建設します。鉄のまち釜石の始まりです。釜石市鉄の歴史館では鉄文化の黎明から近代製鉄の歴史、鉄がもたらした豊かな暮らしなどについて展示しています。
- 所在地:〒026-0002 岩手県釜石市大平町3丁目12番7号
- 連絡先:TEL:0193-24-2211 FAX:0193-24-3629
- 営業時間:9時~17時(最終入館は16時まで)
- 定休日:毎週火曜日・12月29日~1月3日
- URL:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2016101700037/
釜石湾漁船クルーズ
釜石湾を一望する飲食店などの複合施設「魚河岸テラス」前から小型漁船で出発。漁師しか知らない釜石湾の絶景や船でしか上陸できない場所など、見どころ満載の約90分間のクルーズ。
- 所在地: 〒026-0012 岩手県釜石市魚河岸3番3号(魚河岸テラス)
- 予約受付:TEL0193-27-5566 予約受付サイトhttps://visitkamaishi.jp/cruise/#reserve ※予約受付は乗船希望の1か月前から2日前まで
- 運行時間:14:00~16:00頃まで
- 雨天の場合の運行:小雨決行、荒天中止(天気予報をもとに前日決定)
- URL:https://visitkamaishi.jp/cruise/
☆その他の観光情報はこちら→釜石の観光かまなび
地域
出演団体
南部藩壽松院年行司支配太神楽(県指定)
丹内神楽(市指定)
両石虎舞(市指定)
小川しし踊り(市指定)
神ノ沢鹿踊(市指定)
八雲神楽、松倉太神楽
桜舞太鼓
【市外1団体】
(一戸町からの特別出演)
一戸の山伏神楽~高屋敷神楽~(県指定)
出演団体:プロフィール
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南部藩壽松院年行司支配太神楽
県指定無形民俗文化財
元禄12年郷社釜石守護神、尾崎大明神遙拝所建立の際、南部藩御給人佐野家により御神体安置六角大神輿寄進と共に南部藩御免札支配役盛岡七軒丁より指導を得、南部藩二十万石、十地方年行司を司る盛岡竹川稲荷別当玉鷲山城恩寺壽松院より年行司に任ぜられ帯刀を賜り現在に至ります。 -
丹内神楽
明治5年に修験宗が廃止、山伏が帰農して、山伏神楽が里神楽に衣替えしたとき、栗林町沢田神の前の川崎小六が、黒森神楽の同行であった明延法師を師匠として神楽舞を習うとともに、黒森神社に参籠して、舞、囃しを修得した。
また、早池峰に赴いて研究を深めるなどして、自ら同行頭となって丹内神楽を組織したのが、栗林の人々によって、そのまま継承され今日に至っている。 -
両石虎舞保存会
両石虎舞は航海安全と大漁祈願として江戸中期から踊り始められたと伝えられています。幾度の津波により地域全域が被害を被り、貴重な資料を多数失いましたが、踊りの型は崩すことなく今日まで受け継がれてきました。
活動は主に両石まつり(厳島神社例祭)、両石町の行事等で踊っています。
両石虎舞の踊りの型は、虎頭の振り方、足の運び方、また、踊りながら踊り手が交代するのが両石虎舞の特徴です。囃子は太鼓の音、透き通った笛の音色、そして拍子をとるには欠かせない手鉦金に声掛け(どうめ)、といった踊り手と囃子が一体となりそして威勢よく虎頭を振り、足は相撲での四股を踏むような形で踊るのが両石虎舞の特徴です。 -
小川しし踊り保存会
明治15年から16年に甲子村社(洞泉神社)の祭典の際、小川集落には特別な芸能が無いために下回り役ばかりさせられていることに苦慮し、以前から交流のあった遠野郷上郷村火尻(森の下)集落に伝えられている鹿踊の習得のため三名の若者を派遣し6ヶ月間農作業を手伝う傍らそれぞれ笛、太鼓、踊の習得に励み小川に持ち帰りその後小川集落の若者達が集まり集落ぐるみの練習に取り組み現在まで継承されている。
小川鹿踊は優雅な中に野に遊ぶ鹿達の姿が表現され当時この集落にも多く生息していたという鹿と住民との結びつきを伺うことが出来る。 -
神ノ沢鹿踊
約330年前、元禄年間(1688~1703)に房州出身の唯喜伝治が栗林町沢田に住みついた。
唯喜伝治は砂子畑や沢田の若者に鹿踊を教えた。神ノ沢の萬藏という人も唯喜伝治から鹿踊を教わり、それが、神ノ沢鹿踊の始まりと伝えられる。萬藏という人は、人に優れて覚えはよく、笛・太鼓・唄・踊りの極意を納め、鹿踊の天才であった。旧鵜住居村では最も古い芸能で、各神社の丁印(神社の最初に歌や踊りを奉納する芸能)として祭典の時には、神ノ沢鹿踊だけで参拝と踊りを奉納し、祭りを盛らせたという。 -
八雲神楽
「八雲神楽」は別名「中妻神楽」「大天場神楽」といわれ、八雲神社に奉納される山伏又は法印神楽に称される神楽です。八雲神社は古くを「大天場権現」といい、釜石への奉還は享録4年(1531)で、今から約490年前となります。
近郷の山伏、法印神楽は、早池峰山をその中心として現在まで伝承されていますが、その踊りの全容を伝えるのは極めてわずかです。また、八雲神楽の伝承は、大迫の「大償」「岳」、宮古の「黒森」のそれぞれの神楽とその拍子において違ったものを持っているといわれています。
八雲神楽に現在伝わっている神楽本の中で、年号のある神楽本は延享2年(1745)が一番古く、八雲神社の別当時である観音寺十世永誉法印が伝えた「神楽歌」となります。伝本には、「鳥舞」「御神楽」「翁」「三番叟」「篁」「年寿」「機織」「蕨折」「槍引」「天女」「木曽」「汐汲」「信夫」「岩戸開」「山神碑」「榊舞」「三社」「西ノ宮」「注連切」「普将」「三宝荒神」「宮鎮」「勢剣」などの踊りがあるとされていますが、伝わっているものは少ない状況にあります。
現在は、八雲神楽保存会が保存・伝承活動を行い、八雲神社・尾崎神社の例大祭に奉納しています。(令和3年 第25回郷土芸能祭パンフより) -
松倉太神楽
松倉の太神楽は現在の甲子町松倉が今から約400年前(慶長16年3月7日「野田家文書」)に、南部藩大槌代官所支配の頃、町屋敷として駅場となった年代以降の流通交易の賑繁期に当地の松倉権現祭礼などに、盛岡七軒町から芸能者の来訪があったと古老が伝え聞いています。それだけに松倉の太神楽はその頃に伝承されたものと考えられています。一説には栗林沢田太神楽や洞泉太神楽と同一系統と伝えられています。
その後、明治・大正から昭和の10年代までは、松倉地区の祭典や地区内の婚礼の場合には婚家に舞を捧げたほどでしたが、第2次世界大戦を境に衰退の一途をたどり、躍り手も二人のみとなり、ほとんど復活困難かと思われていましたが、戦後の昭和50年代に町内会活動の一環として、郷土芸能を通じて青少年の健全育成を願い、世代間交流も含め、小中学校の児童生徒たちに学校協力を得て、町内会が中心となって後継者育成に努力しています。 -
桜舞太鼓
桜舞太鼓は岩手県釜石市唐丹町の天照御祖神社式年大祭(現在の釜石さくらまつり)の唐丹町本郷地区手踊り太鼓として昭和28年に考案者である三浦徳松氏の指導の下、本郷地区の青年達により発足され、以来その技を磨きながら伝承されてきた太鼓です。
桜舞太鼓の特徴は、桜の花びらが舞い散る様をイメージした、一糸乱れぬ勇壮で華麗な撥捌きの「桜舞流舞打ち」にあります。
平成に入ってからは、創作曲にも目を向け、平成13年に結成された「鼓舞櫻会」が桜舞流舞打ちの伝承を担いながらも創作和太鼓へも力を注ぎ、各種イベントへ「桜舞太鼓・鼓舞櫻会」として参加しています。
平成23年3月11日、東日本大震災による大津波にすべて飲み込まれる被害に遭いながらも、地元釜石は元より全国より支援・応援を受け、同年5月より再起を計り、同年7月には復活を果たし、現在は、鼓舞櫻会櫻響館を拠点として活動しています。 -
高屋敷神楽
高屋敷神楽の源流は、江戸時代中頃に上女鹿沢(一戸町)に所在した三明院という寺院の山伏神楽にあります。江戸時代後期に三明院において、12人必要といわれる神楽衆を率いて村々を廻るほどの力が無くなってしまうと、神楽は山伏の手を離れ、三明院にほど近い高屋敷の人々に伝えられました。その後、三明院発祥の神楽は周辺の村々にも伝えられ、県外にも高屋敷神楽の流れを継いでいる団体があります。
高屋敷神楽は多数の演目を保持しており、一戸町内の神楽団体の中でも群を抜いています。
お問い合わせ
三陸芸能祭LINK事業事務局
(いわてアートサポートセンター内)
担当 武田
TEL:019-656-8145
Mail:r-takeda@iwate-arts.jp
令和5年度日本博2.0事業(委託型)
三陸国際芸術祭2023 移ル
主催| 三陸国際芸術推進委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催|八戸市、階上町、洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市、住田町、三陸鉄道株式会社、公益社団法人全日本郷土芸能協会、特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター、特定非営利活動法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク、IBC岩手放送
協力|特定非営利活動法人みちのくトレイルクラブ、合同会社imajimu、東北文化財映像研究所、みんなのしるし合同会社