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大槌鹿子踊(吉里吉里、上亰、臼澤、徳並、金澤) おおつちししおどり
- 芸能団体
- 2024
岩手県に広く伝承されている「しし踊り」は「幕踊り系」と「太鼓踊り系」に大別されます。
大槌町には5団体の鹿子踊りが活動しており、それらは「幕踊り系」に属しています。ドロノキをカンナで薄く長くひいた「カンナガラ」を身に着けているのが共通の特徴です。それぞれに異なる伝承由来や踊り技法が口伝されていますが、発祥起源は同一と考えられます。
平成24年10月、臼澤鹿子踊が始めたドロノキ植林の本格化を機に、5団体連合の「大槌鹿子踊」を結成しました。ドロノキが育ち成木となる、50年後以降の未来を共通の目標とし、個々の特徴を生かしつつ約400年の歴史ある大槌の「鹿子踊」を、誇れる郷土の文化として継承し発展していくことをめざしています。