ARTISTアーティスト

川原鎧剣舞 かわらよろいけんばい

岩手県大船渡市 立根町
  • 芸能団体
  • 2017
  • 2015

川原鎧剣舞は壇ノ浦で滅亡した平家一門が、武者の亡霊となって源義経一行を苦しめた際に、弁慶が経巻を取り出し経文を読み上げて退散浄仏した様子を演舞化したものといわれ、それぞれの役割を表す仮面をかぶり、鎧を着けて踊る。江戸時代後期1772年に、大川原で奉公人として働く源蔵が、習い覚えた剣舞(けんばい)を立根村川原部落の青年有志に伝えたのが起源とされ、以降、菅生家を庭元として伝承されてきました。
この間、一時中断するも復活し、昭和11年には立根町(たっこんちょう)川原(かわら)地域(ちいき)と久保(くぼ)地域(ちいき)の住民が保存会を結成し、現在は、お盆の回向(えこう)(安(あん)養寺(ようじ)や初盆の家々を回り奉納)、地元の児童・生徒への伝承、各地の郷土芸能まつりに出演するなど、積極的に活動しています。
市指定1969年

アーティスト一覧に戻る