連携プログラム
9月9日(金)13:30~17:00(開場13:15) 17:30より交流会
主催:文化庁、国際交流基金アジアセンター、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人三陸国際交流協会、NPO法人JCDN

会場:大船渡プラザホテル  鳳凰の間
住所:岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前7-8
参加者:約80名

フォーラムの前半は、主催である国際交流基金や文化庁、企業メセナ協議会の震災復興に対する気持ちや、これまで取り組まれたことの報告をふまえ、三陸国際芸術祭、あるいはSanriku-Asian Network Projectでの取り組みの事例を共有する場となった。また、2020年の東京オリンピックやそれ以降に向けての動きを共有した。

後半では、参加者全員で車座になり、それぞれの活動から見える未来についてを語りあった。
三陸の郷土芸能関係者はもちろんのこと、文化庁長官をはじめ大船渡市長、八戸市や大船渡市などからも行政関係の方々が参加し、社会貢献に取り組む企業からも多くの参加があった。また、インドネシア、香港、フィリピンなど国境を越えたディスカッションがおこなわれ、さまざまな視点からの多様な話を聞くことができた。

交流会では、フィリピン国立芸術高校の演舞や大船渡市の郷土芸能・永浜鹿踊など、実際の演舞を披露しあったり、次の日から始まるメインプログラムの出演者紹介もおこなわれ、オープニングを飾る有意義な時間となった。

プラザ1枚目

フォーラム

13:30-17:00

  1. 開会のことば
  2. 開会挨拶
    国際交流基金理事 櫻井友行
  3. プラザ2枚目
  4. 挨拶
    文化庁長官 宮田亮平
  5. プラザ3枚目
  6. 基調講演
    「2020年を越えて〜 芸能による復興と新たなコミュニティの創造」
    ニッセイ基礎研究所研究理事・企業メセナ協議会理事 吉本光宏

      2014年から三陸国際芸術祭に関わっていただき、2020年に向けて、そして2020年以降を見据えて、今の日本の状況と、今後の可能性について話していただきます。
  7. 事例紹介     
    1. 古水力(金津流浦浜獅子躍/浦浜念仏剣舞)
      2013年古水力さんとの出会いがなければ、この三陸国際芸術祭は生まれませんでした。「習いに行くぜ!東北へ!!」「三陸国際芸術祭」「Sanriku-Asian Network Project」が始まったことによって、何が変わってきたのか。そこからどのような可能性が見えてくるのか、三陸の芸能団体の立場から話していただきました。
    2. プラザ4枚目
    3. マルティヌス・ミロト(インドネシア)
      Sanriku-Asian Network Projectを通して、2015年1か月間大船渡に滞在して、浦浜念仏剣舞などを習いました。芸能の盛んなインドネシアのお話や、三陸での経験を通して見えてきたこと、インドネシアの視点から見えた日本の芸能について、話していただきました。
    4. プラザ4枚目
  8. ディスカッション
     (参加者全員で三陸とアジアの未来について話し合います。)
  9. 閉会のことば
  10. プラザ5枚目

交流会

17:30〜19:30

出席者

文化庁(宮田亮平(文化庁長官)以下4名)
国際交流基金(櫻井友行(国際交流基金理事)以下3名)
GBメセナ(吉本光宏(ニッセイ基礎研究所研究理事・企業メセナ協議会理事)以下4名)
ニッセイ基礎研究所研究理事/企業メセナ協議会理事 吉本光宏
サルドノ・クスモ
マルティヌス・ミロト
ダニエル・ユン
フィリピン国立芸術高校
エユセル
サンガル・スニ・マリシン
櫻田素子
三陸国際芸術祭アドバイザー 稲田奈緒美
三陸国際芸術祭海外芸能プログラムディレクター 武藤大祐
全日本郷土芸能協会 小岩秀太郎
東北文化財映像研究所 阿部武司
浦浜念仏剣舞保存会 古水力
臼澤鹿子踊保存会 東梅英夫
ほか

次第

司会:企業メセナ協議会 荻原康子

開会あいさつ 国際交流基金理事 櫻井友行
あいさつ 文化庁長官 宮田亮平
基調講演 ニッセイ基礎研究所研究理事/企業メセナ協議会理事 吉本光宏
事例紹介① 金津流浦浜獅子躍/浦浜念仏剣舞 古水力
事例紹介② 臼澤鹿子踊 東梅英夫
事例紹介③ インドネシア マルティヌス・ミロト

ディスカッション
「未来について」それぞれが考える未来・夢を出し合う 進行:稲田奈緒美/佐東範一

フィリピン国立芸術高校演舞
乾杯あいさつ 大船渡市長 戸田公明
永浜鹿踊り演舞
歓談
サンフェス出演者紹介
サンガル・スニ・マリシン演舞
閉会のあいさつ 三陸国際交流協会会長 甘竹勝郎