ARTISTアーティスト

澤目獅子踊り さわめししおどり

岩手県盛岡市
  • 芸能団体
  • 2021

澤目獅子踊りは、盛岡市手代森の沢目地区に、正徳年間(1711ー15)以前からおよそ300年以上にわたり、巻物と共に伝えられています。巻物には獅子踊りの歌詞を訳した「和合宇多覚」の他、天台宗、真言宗の流れを汲む仏像各種の図解が併記されており、精霊を供養し、悪霊を追い払うものとして伝承してきました。踊りは幕踊り系鹿踊に属し、「回向」をあげ「庭ならし」から始まり、「入庭」「廻り踊り」と続き、「七拍子」や「雌獅子狂い」などの役踊りから最後の「礼踊り」まで48段階に舞が区切られています。踊りは腰を低く沈め、力強い太鼓の響きや流れる笛の音と共に獅子が勇壮に舞います。

アーティスト一覧に戻る