キャラクター紹介
蛸ノ浦小学校に通う
小学校2年生の女の子。
IQはたぶん250。
なんでも知っている。
三陸の芸能を習いにきた
インドネシアの人。口癖は
「じゃあ、踊っていい?」
大好物は鹿の肉。
地元漁協の事務員さん。
蛸ノ浦の消防団員。
ほんの些細なことに
やたらびっくりする。
さんりぐを知る図書館
かいせづ
ウニの開口【 uni-no-kaikou 】
ウニの季節がやってきました!
ウニ漁の解禁日のことを「開口(かいこう)」と言い、
海産物の生育状況や当日の天候をもとに漁業組合が決定し、前日の夕方に防災無線のスピーカーで告示を行います。地元では開口のことを
「くぢあげ」と呼んでいます。
ウニ漁と言うと「あまちゃん」の海女さんが採るのが有名ですが、三陸沿岸の南部では、小舟の上から箱メガネで海底を覗き込みながら「カギ」と言われる6m〜8mの竿を使って引っ掛けて採ります。
漁の時間は朝6時半から8時までのわずか1時間半。
採れたウニは各家庭でさばいて漁協に出荷します。
これを「かぜむぎ」「かぜむき」と言います。この地域ではウニの事を
なぜか「かぜ」と呼ぶんですね。風向きとは発音が違います(笑)
かぜむぎで、きれいに粒で剥けないものは自家用になったり、
ウニが大好きな人は「ば!うまぐむげながったが〜」
とか言いながら口の中にぽいっと入れてしまいます(笑)
塩ウニ、やきかぜなども自宅で作っていて各家庭それぞれの味があり、
とってもおいしいんですよ〜!!
監修 / Hy's cafe 下舘博美さん
動画提供:aebinuma様
写真提供:がんばっぺし陸前高田