キャラクター紹介
蛸ノ浦小学校に通う
小学校2年生の女の子。
IQはたぶん250。
なんでも知っている。
三陸の芸能を習いにきた
インドネシアの人。口癖は
「じゃあ、踊っていい?」
大好物は鹿の肉。
地元漁協の事務員さん。
蛸ノ浦の消防団員。
ほんの些細なことに
やたらびっくりする。
さんりぐを知る図書館
かいせづ
消防団【 shobodan 】
消防団は、日本全国すべての市町村に設置されていてその数はなんと2,200団、団員数は約86万人にものぼります。
平常時、非常時を問わず地域に密着し、いざとなったら自宅や職場から現場へ駆けつける「消防防災のリーダー」として活躍しています。
さて「消防操法競技会」は放水の技術などを競う、いわば消防団の甲子園大会のようなもの。
消防団員のみなさんは自営や職業を持っているので、訓練は夜に行います。この時期、消防団員の勇ましいかけ声が響くと、「今年もがんばってね♡」とついつい心の中でつぶやいてしまいます。
ところが。
大船渡市の消防操法競技会が「今年は中止!」という報が突然飛び込んでまいりました。
中止の理由は「場所の確保ができない」と言うことです。
競技会には、コンクリートもしくはアスファルトで一辺100メートルの平坦な場所の確保が必要です。
大船渡では震災前までは赤崎町にある貯木場で行われ、震災後は大船渡食品の敷地を会場としてお借りしていました。
しかし、駅前の復興工事や防潮堤の建設などで今年は敷地内が一旦道路に使われることになってしまい、そのため競技会に必要なスペースが確保できませんでした。
代替地もいくつか候補が上がりましたが、断腸の思いで今年の競技会は中止となってしまいました。
さきの大震災時、三陸沿岸の消防団員は、水門閉鎖、救助、捜索、給水、避難所での支援など幅広い活動に長期間にわたり従事しました。
犠牲になってしまった消防団員さんもたくさんいらっしゃいます。
日々、地元のため地域のため危険と隣り合わせで出動したり見回ってくださっている消防団員の皆さんには頭が上がりません。
ほんとうにありがとうございます。