キャラクター紹介
蛸ノ浦小学校に通う
小学校2年生の女の子。
IQはたぶん250。
なんでも知っている。
三陸の芸能を習いにきた
インドネシアの人。口癖は
「じゃあ、踊っていい?」
大好物は鹿の肉。
地元漁協の事務員さん。
蛸ノ浦の消防団員。
ほんの些細なことに
やたらびっくりする。
さんりぐを知る図書館
第01話
わかめしゃぶしゃぶ
かいせづ
ケセン語にはいろいろな面白い表現があります。
岩手沿岸の最南部。
陸前高田市、大船渡市、住田町の2市1町を合わせて「気仙地方(釜石市唐丹町を含む場合もあります。)」と言います。
この地域で使われている言葉を「ケセン語」といい、ユニークな単語や独特のリズムを持っているため、方言というよりもひとつの言語として確立、継承されています。
ケセン語の中に、相反する意味の言葉が繋がってひとつの言葉になっているものがあります。
めぐさめんこ 【megusa-menko】
※意味
見た目は可愛いくはないが、気立ての良い子。
他人から見たらそれほど可愛くないが、身内から見たら可愛いくて愛しいもの。
めぐさい→可愛くない、整ってないの意。
めんこい→かわいい
※ 使用例
照れ隠しの時に使ったりする。
「さでど…おらのめぐさめんこ(娘・孫)迎えにぐがな」
寝で起ぎらい【 nede-ogirai 】
※意味
「ちょっと休みなさい」という時に使う言葉。
※使用例
「疲れたべがら、少し寝で起きらい」
他にも「走って歩ぐ」とか…。
走るのか?歩くのか?
こんな言葉がたまにあります。
「ケセン語」の世界、なんと奥深いのでしょう。これからもシリーズでご紹介しますので、みなさんお楽しみに!