2004年のスマトラ沖大震災の被災地である
インドネシア・パンダアチェ。
また、政府により芸術・芸能が迫害を受けた地域カンボジア・プノンペンから三団体を招聘しました。
主催プログラムとして、三陸地域と東南アジアの芸能団体による郷土芸能の競演、2014年に引き続き森田雄三氏と地域の方たちによる芝居の創作、上演、「習いに行くぜ!東北へ!!」を行ないました。
東日本大震災の被災地である三陸沿岸で初めて開催された三陸国際芸術祭。 震災から3年目を迎える2014年に、”被災地支援”という枠組みではなく、芸能、芝居など芸術をとおして現地コミュニティに入り込み、地元の方たちが主役となる芸術祭の第一歩を踏み出しました。
主催プログラムとして、三陸地域、インドネシア、韓国の芸能団体による郷土芸能の競演、演出家・森田雄三氏と地域の方たちによる芝居の創作、上演、また、アーティストが地域に入り、郷土芸能を体験する「習いに行くぜ!東北へ!!」を行ないました。
2016年
鼓動がであう未来がはじまる
〜海をこえ 東北三陸に アジアは つどう〜
3回目の開催となる2016年は、大船渡市の中心部の盛商店街へと場所を変え、何代も続く日常の営みと芸能が出合う場をつくりました。日本国内外から獅子舞系の団体(インドネシア、香港、沖縄、三陸沿岸)が三陸に集い、商店や民家の庭先で披露しました。
美術家も開催前から現地入りし、町の方々と協働した作品をまちなかに飾りました。
三陸沿岸の最北、八戸の種差海岸においても、初めて三陸国際芸術祭を開催し、まさに”三陸”をつないだ芸術祭へと成長していきました。