地の森権現

新山神社(しんざんじんじゃ)は権現宮と称されているように権現様が祀られている。
神社に確かな記録はなく年代は不詳とされているが、伝承された舞は素朴なものであったことから、その頃の芸の達者な主人が数週間にもわたり毎夜部落の青年を集め、部落独自の権現舞を完成させた。
他に比類を見ない勇壮活発な舞は、市内はもとより、唐丹・横田方面迄にも広がり、の地域の権現舞の元祖として景仰されていった。
戦後の急変による社会情勢に対応できず一時は自然解散となるが、有志によって現在の権現舞保存会も復興。先陣の遺してくれた文化遺産として近年は、精力的に活動を続けている。