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主催プログラム
10月22日(土)

    12:00~13:00 「シシの系譜」上演
    13:00~13:45 鹿子やバロンやガムランに触れてみよう

主催:NPO法人JCDN
協力:国際交流基金アジアセンター

会場:六本木ヒルズアリーナ
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年間を通じて、Sanriku-Asian Network Project(サンプロ)という、アジアと三陸を芸能で繋ぐプロジェクトも2015年より行っています。サンフェスでは、主に公演・発表を行い、サンプロでは、アジアへの芸能のリサーチ、招聘、作品制作などを通して、未来に向けたアジアの芸能との交流を行っています。

現在そのサンプロの「新しいアジアの芸能を創出するプログラム」として、三陸の郷土芸能”臼澤鹿子踊”、インドネシアのバリ島”バロンダンス”、そして昨年度「習いに行くぜ!東北へ!」にて臼澤鹿子踊を”習い”に行ったコンテンポラリーダンスのアーティストが集結し、新しいアジアの芸能を創出するための模索を続けております。

新しい芸能を創出するとは、どういうことか?そもそも芸能とはどのように始まったのか?伝統芸能と現代芸術との違いとは?接点は?各国にある独特な獅子たち、その根っこはそもそも繋がっているのではないか?、等々。異なる国や民族の芸能同士、あるいは伝統と現代とを、対比させ、組み合わせるのみならず、この機会に、100年、1000年続く芸能を、新たに生み出せたらという挑戦。今まさに、その新たな芸能の旅が始まったところです。

今回上演される作品「シシの系譜」は、その旅の始まりを提示するものです。

「三陸国際芸術祭 in 六本木アートナイト2016」として、六本木アートナイトの協力を得て、六本木ヒルズ・アリーナで上演されます。

様々な想いを持って観ていただけたらと思います。

作品紹介:「シシの系譜」

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岩手県とインドネシアは共に、郷土芸能・民俗芸能の宝庫。仮面を冠り装束をまとい、太鼓や銅鑼や笛の音で場を満たし、人々は何を感じ何を求めて、森の王者”シシ”※の出現を待つのか? 臼澤鹿子踊(大槌町)とバリ島の獅子バロン、ガムラン楽団、コンテンポラリーダンサーによる作品「シシの系譜」。臼澤鹿子踊、バリ島のバロン、コンテンポラリーダンス、バリ舞踊家のパフォーマンスにより、私たちのなかから生まれ出る「シシ(獅子)」のイメージを現出させ、各アーティストや団体が交流してきた経験を内包させる試み。
※シシ・・獅子舞の獅子、バリ島では聖獣、臼澤鹿子踊では鹿を指します。

出演(順不同)

臼澤鹿子踊保存会(岩手県大槌町)
    東梅英夫、東谷一二三、上野武夫、三浦貴志、臼澤孝一、高清水千生、小国満男、菊池務、三浦智志、佐々木文哉、佐々木楓、藤原徳光、高清水涼真、阿部薫、村山忠彦、板倉謙、東梅吉代春、東谷侑奈
Barong Dance”バロンダンス”(インドネシア・バリ島)
ガムラン楽団:トゥラン・ブーラン(神奈川県横浜市)
    櫻田素子、大竹真理子、久保田京子、小原眞巳、佐々木典子、塩川博義、田中沙織、錦織照子、根岸久美子、伏木香織、藤田栄子、宮城康夫、横山友美、吉田まゆみ、吉田ゆか子、渡辺泰子
バリ舞踊
    荒内琴江(東京都福生市)、小泉ちづこ(千葉県南房総市)
コンテンポラリーダンス
衣装美術/臼澤鹿子踊
ディレクション、構成、原案、音楽

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